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2006年4月25日 (火)

首のしわに効くレーザー

Fi708_0e 今日は朝から婦人画報の取材がありました。テーマは首のしわについて。


いくら顔を美しくメンテナンスしても、首と手を見れば女性の年齢は一目瞭然だといわれています。化粧品業界でも一緒だと思いますが、美容医療の世界でも首と手のアンチエイジングは長年のテーマであり、至難の業でした。それが最近になって首のしわの改善を期待できるレーザーが登場しているのです。


今年ボストンで行われた米国レーザー学会(ALMSM)では、首のしわがポラリスやギャラクシーによって改善するという報告がありましたが、僕自身は第一選択としてなによりもサーマクールを挙げたいと思います。婦人画報の取材ではサーマクールを使って受けました。


サーメージ日本公式サイト
http://www.thermage-japan.com/index.html

 
Fi708_1e レーザーというものは、同じ器械でも照射の仕方ひとつで効果は全く異なってくるものです。サーマクールは、その典型的な器械のひとつで、ここ数年の学会で照射の仕方がどんどん変化しています。


僕は医者として、そして研究者として諸外国の学会に参加し、常にアップ・トゥ・デイトの情報を掴む意義は大きく二つあると思っているのですが、

ひとつは数年後の新型レーザーのプロトタイプの研究発表を聞けること。これで数年後のレーザーの進化のトレンドが読めます。

もうひとつは、既存のレーザーを用いて、より効果的な照射方法を検討することです。まったく同じ名前のレーザーでも照射方法の違いで、効果は大きく変わってくるのです。


ちなみにサーマクールの施術方法は下記のように変わってきました。


2003年 アトランタ開催の米国レーザー学会(ASLMS)
 サーマクール・デビュー 全顔ハイパワー照射法が奨励されました。

2004年 ダラス開催の米国レーザー学会(ASLMS) 
 ルイスエスパーザー医師によるアンカリングメソッド法の発表。痛みの少ない照射法が検討されました。 

2005年 オーランド開催の米国レーザー学会(ASLMS)
 全顔マルチプルパスおよびベクトル法の発表。アンカリングメソッドを生かして、患者さん個々に合わせた、テーラーメードの照射法が検討されました。

2006年 ボストン開催の米国レーザー学会(ASLMS)

 照射面積3cm2 従来の三倍の面積のビックチップ
 照射面積0.25cm2 のまぶた専用スモールチップ
 2つのチップの登場により、顔だけではなくて、ボディーに対しても効果的な治療法が検討されました。


医者も日々勉強ですね。こうして仕入れた情報や技術こそが僕が医者として患者さんに提供できる財産なのだなと、最近つくづく実感しています。来年の発表が今から楽しみです。

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