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2006年5月19日 (金)

人はどうしたら若く見えるか?

Fi764_0e 僕は職業柄、人の年齢を当てるのが得意です。でも、予想が外れて、人がより若く見える時は、ただ1つ、”肌のうるおい”があるときと断言できます。

私たちの皮膚は、表皮、真皮、皮下組織の3つに大きく分かれています。

表皮はさらに角質層、透明層、顆粒層、有刺層、基底層の5層に分かれます。一番下の基底層には10個に1つぐらい、メラノサイトという細胞があり、紫外線が当たると、メラニン色素を生産するのです。これが、シミやそばかすの原因となります。

表皮の一番下の基底層で生まれた細胞は、14日間かけて角質層に押し上げられ、さらに14日ほど角質層の表面にとどまった後に、垢としてはがれ落ちます。健康な肌なら28日間を周期に入れ替わるのです。

30代、40代になって新陳代謝が衰えてくると、周期は35~40日とゆっくりになり、いらなくなった角質が長く皮膚に残ってくすみの原因になり、最下層のメラノサイトによってできたシミも動かずそのままになってしまいます。

Fi764_1e うるおいのある肌を守るために欠かせないもの。これは肌からの水分の蒸発を防ぐことです。角質層には、肌から水分を蒸発させないための4つのバリア機能があります。


1つ目は、肌の表面を覆おう皮脂膜
2つ目は、肌の表面の角質層
3つ目は、角質層内にあるNMF=Natural Moisturizing Factor と呼ばれる天然保湿因子
4つ目は、角質が簡単にはがれ落ちるのを防ぐセラミド


この中でアミノ酸と関係が深いのは、肌のモイスチャー成分の主力になるNMF。アミノ酸や乳酸、尿素などから作られる天然保湿因子のことで、角質層の細胞内に点在しています。水分を維持して肌をみずみずしく保ちます。 アミノ酸はNMFの主原料になり、保水力をアップして、しっとりとした肌をつくってくれます。
 
だからこそ良質なアミノ酸をとって、NMFが十分な角質層を作ることが大切。アミノ酸を摂ると表情筋をつくる筋肉の発達も期待できるので、笑顔の美しい美肌をつくることができるのです。
このNMFに成分がそっくりなのが、カイコから抽出したセリシンという物質です。この物質を利用した化粧品を現在開発しています。こうご期待。

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