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2006年5月29日 (月)

ブラックジャックの手術

Fi808_0e 手塚治虫のブラックジャックに憧れて外科医になった友人も多いです。
僕も中学生のときに全巻読破しましたし、今も当然、全巻持っています。新書版ですが…。


唐突ですが、オペが上手いってどういったことなのでしょうか????


ブラックジャックのいた時代にもっとも必要だった手術の上手い条件は、手術時間の速さだったのと思います。術中感染を防ぐ方法や、麻酔の技術が発達していなかったですから。事実ブラックジャックは手術時間に非常にこだわっていますよね。


過去の経験から、大体10人外科医がいたとすれば、1人は器用で、テンポの良い手術をしてくれます。8人はどんぐりの背比べ。そして1人は本当に下手といった割合になるのです。料理人とか、大工さんとか一般の職人の社会でもそうじゃないですかね??


大工さんや、料理人さんのような職人さんは、早い人で16歳ぐらいから仕事をはじめます。若いころから学んだほうが上手くなるのは当たり前ですよね。


でも、人が外科医として働けるようになるためには最低でも6年生の大学を卒業して、24歳になってからです。この年からトレーニングを初めるのです。あぶらが乗るのは10年ぐらい経ってからですが、でも40過ぎぐらいから目が悪くなってしまって、第一線を引退する医師も多いのです。


外科医の旬な時期は、本当に短いものだなあと思います。もしも16歳ぐらいから手術のトレーニングが出来れば、天才的な外科医が日本にも、もっと増えるのだと思いますよ。


近年麻酔が進歩したおかげで、長時間の手術というものが可能になってきました。患者さんに負担にならなくなってきたというのは事実です。


こうなると、多少はゆっくり手術しても、また、特別器用じゃなくても仕事が丁寧な外科医が患者さんにとってはいい仕事をすることになります。もちろん心臓血管外科とか、一部の脳外科の手術で、時間と器用さが勝負ということもありますけれどね。ガンのリンパ節転移をマップに照らし合わせて綺麗に摘出するとか、術後の皮膚の縫合を時間をかけて、傷が残りにくくするとか、乳がん跡などの術後の形成とか、そういった丁寧な仕事が求められるのでしょう。


時代によって、求められるニーズは違うということなのでしょうね。

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