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2006年8月 6日 (日)

どうしたら勉強ができるようになるのか?

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医者を長年やっていると、プライベートで、いろいろな質問をされます。


医療分野以外での質問リストの最も上位に来るのが
「どうやったら勉強が出来るようになるのか?」、そして「記憶力が上がるのか?」ということなのです。


もちろん、答えはあります。そして簡単なことです。


それは覚えるたびに”感動する”ことなのです。


脳が感動すると、短期記憶をつかさどる扁桃体を始めとした脳の大脳基底殻が活性化します。活性化すればするほど、脳の中で新しいニューロンができますので、より固定化した記憶に残ってゆくわけです。


脳は本当に複雑です。先月ぐらいから茂木 健一郎氏の著作にはまって、ようやく全冊(たぶん?)読破したのですが、写真の本は、お勧めです。1997年代に発行された彼の著作の中ではちょっと古い本ですが、脳という物理的世界に、なぜ心という精神世界が宿るのか?この難題をクオリア(質感)という概念を理解することで、答えを提示しようとしています。


医者が脳の本を書こうとすると、どうしても解剖学の知識に頼りがちなのですが、他の分野のサイエンティストの話を読むと、視点が変わって本当に新鮮です。

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