« ゼロの概念 | トップページ | アメリカレーザー学会の会員証 »

2006年8月28日 (月)

画期的な新しい化粧品の原材料

Fi1207_0e

実は今日、京都に日帰りで出張して来ました。


京都工芸線維大学という大学の蚕の繭の研究を専門にしている助教授が、画期的な原材料を開発したので、その独占契約を取りに行ってきたのです。


この物質は黄色(イエロー)セリシンといいます。写真の、この黄金色の特殊な種類の蚕の繭から抽出されるセリシンが、実は化粧品原材料として非常にすばらしい効能を持つことが研究によって分かったのです。


Fi1207_1e 写真は、京都の嵯峨野にある、大学の裏の桑畑です。1ヘクタールあるそうです。嵯峨野という土地は、昔から桑畑があって、西陣織の発祥の地です。元から蚕に縁があった土地に、生糸を研究する、大学が建ったというわけです。


僕は、化粧品に必要とされる条件は五つあると思います。


1つは、抗酸化力に優れること。ビタミンCもEもそうですが、肌の中の活性酸素を除去する能力は、老いない肌を作るために、とても大切な条件です。


二つ目として、紫外線のカバー能力です。蚕の一生の中で、最も紫外線を避けなければならない時は、変態期。いわばさなぎになって繭を作るときです。このとき最も紫外線を避けなければならないことは、自明の理ですよね。この黄色い繭は、通常の白い繭に比べて、数倍の紫外線除去能力を持ちます。


三つ目として、シミの元になるメラニンを作るチロシナーゼという酵素の抑制作用です。これは、ハイドロキノンや、コウジ酸、トランサミンなど、の物質が化粧品材料として重要視される由縁です。紫外線が当たったとしても、シミを出来にくくするわけです。


四つ目は、保湿力があること。もともと養蚕家の、特に生糸を紡ぐ人たちの肌が、特別に綺麗であることは、昔から言われてきました。実はセリシンに含まれるアミノ酸の構成は、人間の表皮にあるNMF(自然湿潤因子)とそっくりなのです。アトピーの肌などにも、効果があるはずです。


そして五つ目は、刺激がないこと。今の女性の80%は、自分のお肌が敏感肌だと感じています。衣服の線維でアレルギーを起こす方は多いですが、化学繊維でアレルギーを起こす方でも、絹と木綿だけはアレルギーを起こしにくいといわれています。


これらの五つの条件を全て満たす物質は無く、多くの化粧品はこれらの性質を持つ物質を混ぜ合わせてできるのですが、このイエローセリシンは、この全てを満たすのです。


現在、この原材料を使って、ローション、ジェル、クリーム、石鹸などの基礎化粧品を開発していて、10月ごろには製品化できる予定です。今までの製品にない、天然のまさに日本の京都発の、他社製品と全く差別化された、オーガニックの画期的な化粧品が出来上がりそうなのです。→ 完成しました。よろしかったらお試しください。

|

« ゼロの概念 | トップページ | アメリカレーザー学会の会員証 »

医療」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/153009/3451506

この記事へのトラックバック一覧です: 画期的な新しい化粧品の原材料:

« ゼロの概念 | トップページ | アメリカレーザー学会の会員証 »