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2006年9月 8日 (金)

帝王切開

Fi1245_0e そういえば、紀子妃は帝王切開で出産しましたが、なぜお腹から胎児をだす手術を帝王切開と言うのかご存知ですか?


僕は医学部の学生のときに、その理由を聞きました。実は、昔のお医者さんのドイツ語医学用語の誤訳なのです。


日本語訳の「帝王切開」はドイツ語の「kaiserschnitt」の直訳です。これは、分解すると「kaiser=皇帝」と、「schnitt=手術」の訳語であるために、帝王切開と訳されたのです。しかし、「kaiser」という言葉には、「切る」と言う意味が含まれています。つまり、「kaiser」を本来の「切る」という意味ではなく、皇帝のカイザーと勘違いしたのが誤訳の原因らしいのです。


ちなみに通常医師は、帝王切開のことをカイザーと呼んでいます。カイザーにも緊急で行われるものと、予定で行われるものがあります。緊急のものは、早く胎児を出さなければならないので、おへその下の下腹部を縦に切開する場合が多いのです。一方で、今回の前置胎盤のような予定されたカイザーは、下腹部のずいぶん下の方を横にきるのです。だから出産後にビキニも着ることが可能です。


写真は皇帝ペンギンです。あんまり関係ないですけど…。可愛いですよね。

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