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2007年6月11日 (月)

レーザーの歴史 その九 Fractional Laser Resurfacing

Fractional Laser Resurfacing 

2004年、ダラスのASLMS(米国レーザー学会American Society for Laser Medicine &Surgery)で、カルフォルニアのリライアント社が発表したFractional Laser Resurfacingは画期的な技術開発でした。ちょうど初めての技術発表のそのときに私は学会会場にいて、この講演を聞いていました。肌に細かい穴を開けて(正確には1550ナノメーターのエルビウムグラスレーザーを使用してミクロン単位で上皮を凝固させるのですが)肌を入れ替えるという全く新しい考えで、会場内に衝撃が走ったのを鮮明に覚えています。色素沈着が起こりやすいアジア人にとって、リサーフェシング(肌を入れ替える)施術ができることはまさに福音でした。私は日本の一台目のフラクセルを輸入し、多くの患者さんに使用し、とても感謝されました。

翌年の2005年以降、このフラクショナルリサーフェシングの技術を応用した器械が多く発売されました。基本的な情報と、FDAでの認可された適応疾患を書きますと

       Fraxel SR Laser:          

      1550nm Fiber Laser

      IOTS

      FDA: Pigmented lesions, resurfacing, melasma, periorbital rhytides, acne scarring and surgical scarring, coagulation of soft tissue.

       Affirm Laser:

      1440nm

      CAP, not fractional

      FDA: Periorbital wrinkles, pigmented lesions

       Lux IR Fractional:

      IPL 850-1350nm

      Stamping

      FDA: Coagulation of soft tissue

       Lux 1540nm:

      1540nm

      Stamping

      FDA: Coagulation of soft tissue

       Pixel Laser:

      2940 ablative Erbium

      Stamping

      FDA: Wrinkles, Skin resurfacing, epidermal nevi, spider veins, keratoses

       Mosaic Laser:

      1550nm

      Stamping (1 tip), Stationary Scanning [CHAOS] (3 tips)

なります。(写真はMosaic)私も20075月のオーストリアで行なわれたヨーロMozaic ッパ皮膚科学会に参加しましたが、イスラエルのシネロン社も、フラクショナルなポラリス(e-laserWR)を発表していました。多くのフラクショナルレーザーの販売が、この市場を作っているといえます。

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