魅惑のアルゼンチン タンゴ
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全米ビルボード・クラシックチャートにおいて10週連続第1位に輝いた5人兄妹のピアノ・アンサンブル「THE 5 BROWNS」が来日したので、診察終了後電車に飛び乗って聴きにいってきました。
ヒューストン出身のデザレー、デオンドラ、グレゴリー、メロディー、ライアンの5人兄妹は、全員がニューヨークの名門ジュリアード音楽院出身。その5人がスタインウェイのピアノを“5台並べて”繰り広げるアンサンブルは、なかなか見ることの出来ない光景でした。
演奏に使われているスタインウェイ(Steinway & Sons)は、ベヒシュタイン、ベーゼンドルファーと並んで、ピアノ製造会社の御三家の一つです。 ニューヨークとドイツのハンブルクに生産拠点を持つスタインウェイは、今でも多くの演奏家に愛される、いわば世界で最も有名なピアノであると言えますね。公式WEBがとてもセンスがいいので良かったら覗いてみてください。
公演中に観客からの5人への質問コーナーがありました。
「皆さんどのように練習されているのですか?」
という質問に対し
「5人それぞれが自分の部屋にスタインウェイを置いて独自に練習しています。また、地下のスタジオにはレコーディング用に5台のスタインウェイが並んでいます。」
と答えていました。ひとつの屋根の下に10台のスタインウェイですよ。プロですから当然のことかもしれませんが、これにはびっくりしました。
コンサートは、アメリカらしいウィットとショウマンシップ溢れる進行で、演奏終了後には5人揃って握手会に応じファンは非常に喜んでいました。演奏の方は、5台のスタインウェイで演奏された「パガニーニの主題による狂詩曲の第18番」、そしてストラビンスキーの「ファイアーバード(火の鳥)」など、今まで聴いたこともない新しい解釈も入っていて非常に興味深く、また素晴らしかったですよ。
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毎月VISAカードの会員誌を楽しみにしています。今日も読んでいて、東大薬学部の池谷裕二准教授のコラムで「音楽脳」について、素晴らしく面白い記事を見つけました。ネイチャー神経科学の2007年7月号の記事について書かれたコラムだったので、自分でも探して読んでみました。
以下池谷先生のコラムとネイチャーの記事を合わせて御紹介させていただきます。
音痴(Amusia)とは、メロディーや音程の認識が苦手な症状で、人口の4%が有するが、耳などの感覚器の機能不全が原因と、簡単に説明できるものではないのです。つまり、耳は正常に機能しているし、大脳皮質の聴覚野の活動に異常が見られるわけではありません。
これは音楽ではなく言葉に置き換えて考えるとわかりやすいそうで、たとえば日本語でも「明日いらっしゃるんですね」という文章を、「明日いらっしゃるんですね?」と同じ文章を疑問符で使った場合と疑問符がつかない場合では、この「ね」の文字の音程の差だけで、われわれはすべての文脈を認識するわけですが、音痴の人でも、この音程差は間違いなく認識して、意味を理解できる。ですから、耳の感覚器に異常があるわけではない、というわけです。
ニュージーランドのビルキー博士らの研究によると、音楽家と、いわゆる音痴な人を比較すると、空間把握能力に相関性があるというのです。空間把握能力は、立体図形を頭の中で回転させた図を思い浮かべるという、簡単な試験で確かめられます。モニターに出てきた図を立体的に回転させて、その図形が別のどの図形と一致するかという、IQテストでも行なう試験です。
一般的に女性より、男性の方が空間把握能力は高いと言われています。確かに地図を見たり、車を縦列駐車をするなんて、男性が得意ですよね。この論文では、その事実を裏付けるように、ビルキー博士は実は女性の方が音痴が多いと考察しています。
音程はピッチで表わしますし、音程を表わす楽譜は等高線のようにも見えます。実は僕も絶対音感を持っているのですが、自分も設計図から出来上がりを予想するような、空間把握能力は決して低くはないのでは? と思っていました。
脳の同じ場所で空間把握能力と音程把握能力が機能している可能性があるなんて、不思議ですよね。
逆に、建築家の方は、音痴があまりいないのでしょうか? 今度建築士の友達に聞いてみようと思いました(笑)。
David K Bilkey博士のアブストラクトの原文を引用しますので、ご興味のある方はお読みください。また、VISAカードの会員の方、池谷先生のコラムもぜひ読んでみてください。僕は池谷先生の著作にも興味がわき、取り寄せようかこれから検索します。
Amusia (commonly referred to as tone-deafness) is a difficulty in discriminating pitch changes in melodies that affects around 4% of the human population. Amusia cannot be explained as a simple sensory impairment. Here we show that amusia is strongly related to a deficit in spatial processing in adults. Compared to two matched control groups (musicians and non-musicians), participants in the amusic group were significantly impaired on a visually presented mental rotation task. Amusic subjects were also less prone to interference in a spatial stimulus-response incompatibility task and performed significantly faster than controls in an interference task in which they were required to make simple pitch discriminations while concurrently performing a mental rotation task. This indicates that the processing of pitch in music normally depends on the cognitive mechanisms that are used to process spatial representations in other modalities.
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クリニックFのBGMは、ふだんは僕の趣味のクラシックばかりを流しています。以前は有線を入れていましたが今はi-pod i-tunesなどの素晴らしいツールがあるので、BGMに選択する音楽を自分で決められるのですよね。クリニックの営業時間が8時間としてその間、どんな音楽を流すか、考えながらプログラムを決めるのが好きです。患者さんの中には、音楽に詳しい人もいて、“このショパンの演奏に聞き惚れてしまったのですが、ピアニストは誰なのですか?”などと聞かれると嬉しくなってしまいます。
最近はちょっと蒸し暑い季節になってきたのでBGMにボサノバを流すこともあります。
ボサノバと言えば、僕の中ではジョアン=ジルベルト
| ゲッツ/ジルベルト アーティスト:スタン・ゲッツ&ジョアン・ジルベルト,ジョアン・ジルベルト | |
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ゲッツ/ジルベルト
買ったきっかけ:
ジョアンジルベルとはボサノバの神様です。彼がスタンゲッツと競演した名盤
感想:
ボサノバの音楽を聴いたら。その魅力にひきつけられるでしょう。特に夏はとっても合いますね。
でしょうか。彼が初来日した2003年の横浜公演には、診療の合間を縫って、コンサートに行ったことを思い出します。ジルベルトで好きなアルバムは、やはり古典的名盤ともいえる、ジャズサックス奏者のスタン=ゲッツと競演した「ゲッツ/ジルベルト(写真)」ですよね。「イパネマの娘」「デサフィード」「コルコヴァード」などは超のつく名演です。
そういえば、大学のときにサンバパーティーに参加したことがあります。サンバの祭りがあるときに皆で集まって、サンバの演奏をするのです。僕はテンポをとるタンブリンを担当しました。“トントントトストストストストト”というリズムを使うのですが、ボサノバはタンブリンの裏打ちのリズムをそのまま取り出したものなのです。ボサノバを聞くと、いつも大学時代が懐かしく思い出されます。
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チャイコフスキー国際コンクールの入賞者が発表されましたね。ヴァイオリン部門で日本人ヴァイオリニスト神尾真由子さんが優勝されたそうです。同じ日本人としてはとても嬉しいニュースですよね。
日本からヴァイオリンの優勝者が出たのは、90年の諏訪内晶子さん以来ということになります。僕は5年ほど前に一度サントリーホールで諏訪内晶子さんの演奏を聴いたことがあります。細い身体を弓のようにしならせて弾くチゴイネルワイゼンに、感動しましたっけ。
チャイコフスキー国際コンクールは原則として4年に一度モスクワで開催され、音楽の世界では若手音楽家の登竜門のコンクールであり、過去の優勝者の中には現在巨匠と呼ばれる人も多々いることで知られています。
このコンクールが初めて開催されたのは、1958年。ロシアによるロシア人音楽家のためのコンクールであったはずなのに、ピアノ部門の第一回優勝者がアメリカ人のヴァン・クライバーンであったことで物議を醸したと聞いたことがあります。名も知られぬ田舎の若者だったクライバーンは、この優勝によって一躍アメリカの国民的スターとなりました。同年RCAに録音したチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番が、アメリカでプラチナ・ディスクに輝くなど、クラシック音楽ファンの垣根を越えた幅広い人気を誇り、まさにアメリカンドリームを実現したことで知られています。
また、第二回の62年には、ピアノ部門でウラディーミル・アシュケナージが優勝しました。彼は2004年からNHK交響楽団の指揮をしていますから日本では馴染みのある人ですよね。最近は指揮者として有名になってしまいましたが、以前ピアノ協奏曲の指揮をピアノを弾きながらしていた時期があり、そのときの美しい演奏を良く覚えています。
98年には、以前にもこのブログで書いたデニス・マツーエフが、02年には上原彩子さんがそれぞれピアノ部門で優勝しています。このコンクールの入賞者の演奏を聴くのはクラシックファンとして大きな楽しみの一つです。
神尾さんのヴァイオリンの演奏を聴く機会はいつになるのでしょうか。コンサート情報、早速チェックしてみますよ。
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前回書いた「パガニーニ」の話の続きを書きましょう。雑誌「男の隠れ家」で紹介されていたもう一人の超絶技巧派リストについて。
リストとの初めての出会いは、「超絶技巧練習曲」です。僕が高校生の時に鎌倉の市立図書館でこの練習曲の“超絶技巧”という名前を見て「超絶技巧って一体なんだろう?」と、LPを借りてテープにダビングし、はじめてリストを聴きました。今思うとあまりうまい演奏ではなく、誰の演奏だったかも忘れてしまったのですが、多感な時期に毎日通学の道すがら聴いていたので、リストにはとても影響を受けました。この超絶技巧練習曲は、最近ではブログにも書いた、小菅優さんの演奏のものが好きですね。またリストの「ピアノ協奏曲」も好きな曲の一つです。これは同じく高校生の時にショパンのピアノ協奏曲のLPが欲しくて買ったら、カップリングされていたのですが、思ったよりもいい曲でとても気に入りました。でも、普通の人からすると、リストというとやはり「愛の夢」とか、「ラ・カンパネッラ」なのではないでしょうか。
「ラ・カンパネッラ (la Campanella) 」はフランツ・リストが作曲した6曲から成る『パガニーニによる大練習曲』(Grandes Etudes de Paganini, S. 141) の第3番にあたります。最近コマーシャルでよく聞きますね。何台ものピアノが奏でる“ミミレ・ドドシ・ラソラシソ♪”
この曲はその名が示すとおりニコロ・パガニーニのヴァイオリン協奏曲第2番ロ短調Op.7、第3楽章のロンド『ラ・カンパネッラ』を主題にリストが作り上げたのです。リストは20歳の時に、ニコロ・パガニーニの演奏を聴いて感銘を受け、自らもピアノでの超絶技巧を目指したといわれています。
ハンガリー人だったリストは、ピアニストとしては当時のアイドル的な人気を誇っていて、女性ファンの失神も続出した逸話が残っているのだそうです。しかも、どんな曲でも初見で弾きこなしたと言われ、超絶的な技巧を持つ当時最高のピアニストで「ピアノの魔術師」と呼ばれていたそうです。その技巧と音楽性から、ピアニストとして活躍した時代には、「指が6本あるのではないか」ということがまともに信じられていました。
この指が6本ある「多指症」は、実は1000人に2人の頻度で比較的多く起こる先天性疾患の一つです。僕も何度も見たことがありますし、実際に豊臣秀吉や、作家のサリンジャーなども6本指だったといわれています。フィクションの世界では、「羊たちの沈黙」の、あのハンニバル・レクター博士もそうでしたね。ただ、リストが多指症であったということは聞いたことがありません。やはり天才だったのでしょうね。
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アファームの講演で八重洲富士屋ホテルに行きました。早く着きすぎてしまったので、途中八重洲ブックセンターに立ち寄り「男の隠れ家」という雑誌を買ってみました。特集が「大人のためのクラシック」だったのです。
初心者にもわかりやすく、そしてクラシックファンも納得のクラシックの魅力をとてもよく取り込んでいて、買って満足。中でも面白かったのが超A級難易度の作曲家兼演奏家の特集です。このコーナーでは、ピアノではリスト、ヴァイオリンではパガニーニが挙げられていました。
ニコロ・パガニーニに至っては、その悪魔的な超絶技巧の演奏が、悪魔に魂を売ったとしか思えないといわれ、教会での埋葬を拒否されたという逸話が残っています。パガニーニのヴァイオリン音楽史上の金字塔ともいえる、「24のカプリース(奇想曲)」をお聴きになったことがありますか? 特に第一番はその時点までのほぼすべてのヴァイオリンの奏法が持ち込まれています。
パガニーニ:カプリース
買ったきっかけ:
15歳のときに演奏したパガニーニ最高難易度のバイオリン曲。
感想:
10度重音、一弓スタカート、二重トリル、左手のピチカートなど、ほぼ完璧な技術であっさりこの曲を弾きこなす五嶋みどりは本当に天才です。
おすすめポイント:
バイオリン好きは、一度は聴いてみたい名盤です。
| パガニーニ:カプリース アーティスト:五嶋みどり | |
などなど。僕も初めて聴いた時は、確かに神か悪魔の演奏と思いましたよ。二人で弾くことならできそう。そんな感じです。
超絶技巧の演奏ができるためには、もちろん手先が器用であるということが重要だと思いますが、これには手指が長い、手指が柔軟であることが不可欠です。
実はこういった二つの症状を同時にもつ病気があります。それはマルファン症候群という遺伝性の結合組織の病気なのです。マルファン症候群は、異常に長い肢が特に特徴ですがあとの症状をあげると高身長、上肢や下肢などの手足、指が細くて長い(クモ状指)、関節の過可動性といったところでしょうか。このパガニーニも、リストも、そして僕の好きなラフマニノフも、実はマルファンだったのではという推測があります。演奏家としては天与の才能になるのでしょうね。
このマルファン症候群、体中の結合組織が病気になってしまうので、大動脈かい離などの病気で命を落とすことが多かったようです。
ちなみにこのパガニーニの「カプリース」。お勧めのCDは、五嶋みどり演奏のものです。「男の隠れ家」でもこれが紹介されていました。彼女は見かけからしても、もちろんマルファン症候群ではないですが、この演奏、15歳の時にレコーディングしているのだそうです。天才ですね。
リストについてはまた次回書きます。
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10日前に作曲家でピアニストの羽田健太郎さんが亡くなりました。死因は肝細胞癌。58歳という若さだったそうです。
僕は羽田さんが司会を務めるテレビ朝日系列「題名のない音楽会21」が大好きで、毎週録画予約して必ず観ていました。「渡る世間は鬼ばかり」や「西部警察」などのテーマ曲を作曲したことでも知られる羽田さんは、音楽家としての腕や知識も秀逸なものがありながら、声や表情、ゲストを立てながらも締めるところは締める抜群のバランス感覚など、名番組の司会を務めるにぴったりの人だといつも思いながら観ていました。「シェルブールの雨傘」やガーシュインの「ラプソディー・イン・ブルー」、フジコ・ヘミングが番組内で演奏したリストの「ラ・カンパネッラ」、ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」などは、コンサートで聴いたことがなくとも、番組で聴くことで、まるでコンサートに行ったような感動を味わいました。
肝臓は「沈黙の臓器」と言われていて、多少おかしくなったとしても、初期には自覚症状はほとんどありません。予備力が非常に高い臓器なのです。肝臓の予備力が減って症状が出てくるときには、全身倦怠感や、食欲不振、黄疸、発熱などが起こります。肝細胞癌はウイルス性肝炎にかかっている人がほとんどなのですが、ウイルス性肝炎を持つ人が10年単位で肝硬変になり、そのうち数パーセントが肝細胞癌を発症するという経過をたどります。しかし、58歳は若すぎますね。
羽田健太郎さんは、アンコールでよく「星に願いを」を弾かれたそうです。星の上で安らかに眠られていることを祈っています。
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レーザーの歴史シリーズの中で、ちょっと閑話休題で、音楽の話です。
上原彩子は2002年の第12回チャイコフスキー国際コンクールで、女性として、そして日本人として初めてピアノ部門の第1位に輝いたまさにクラシック会の天才です。 このコンクールで
弾いたラフマニノフの”パガニーニの主題による狂詩曲”は、今まで聞いたCDの中で最も素晴らしい演奏で、スタジオではなく、コンクールの演奏と言うのが信じられないぐらいの演奏でした。何度も聞かせてもらいましたよ。
今日、横浜のみなとみらいホールでロシア・ナショナル管弦楽団とのカップリングで、ラフマニノフのピアノ協奏曲三番の演奏会があったので、ほぼ1年ぶりにコンサートに行って来ました。ラフマニノフのピアノ協奏曲三番は、僕が多分数千回ぐらい聞いている、最も好きなクラシックの曲の1つなのですが、技巧と表現力に長ける上原彩子さんのカップリングは本当に楽しみでした。
いやしかし、今回の演奏は、聴いていて涙が出るぐらい感動しました。なんというか、適切な言葉がまったく思い浮かばないのですが、彼女は日本の宝ですね。技術力を持った演奏家は今までにもいましたが、あの表現力は、視覚ではなくトリノで聴覚のみで、金メダルを取った荒川静香のスケートに匹敵するような、聴衆を引き込む吸引力を持っていました。皆さん本当にお勧めです。
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オーストリアの首都、音楽の都ウィーンは一度訪問したい憧れの土地でした。 シェーンブルン宮殿などのハプスブルグ王朝にまつわる古い建物がある一方で、
EADV(ヨーロッパ皮膚科泌尿器科学会)のような大きな医学学会のできる様な近代的なコンベンションセンターも新旧の街並みがあるのです。
今回は滞在が40時間とほとんど自由時間がなかったにも関わらず、どうしても訪問したかった樂友協会の大ホールに夜中に見学に行ってきました。
大ホールといっても別名ゴールデンホールという名前なのですが、このホールの名前に聞き覚えのある人はいませんか?
そう。ウイーンフィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートを開催するあの場所なのです。テレビでご覧になったことがある方もいるかもしれません。年始にヨハンシュトラウス一家の作曲したワルツやポルカなどが演奏され、世界中に中継されるあのコンサート会場なのです。いちクラシックファンとして、思わずうれしくてにやついてしまいましたよ。日本では2002年の小沢征爾の指揮のものが有名だと思いますが、89年91年のカルロスクライバーの演奏も素晴らしかったです。僕は昔DVDを見つけた瞬間に購入してしまいました。
この日は観光客向けの小さな演奏会がありました。モーツアルトを中心に、ウイーンにゆかりのある曲を演奏してくれたのですが、最後の曲はお約束のラデッキー行進曲。もちろんニューイヤーコンサートをまねて、皆で手拍子しました。明日は早朝に空港に行き、日本に帰らなければなりません。
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そういえば、最近クラシックのコンサートにいっていないと思い、年末の第九でも探そうかと思っていて、ネットサーフィンしていたら、見つけてしまいました。
小菅優さんピアノのラフマニノフ、ピアノ協奏曲第二番の演奏会が11月7日に東京芸術劇場であったようなのです。これを聞き逃したのは痛いですよ。小菅優といえば、フランツ・リスト(1811-1886)の超絶技巧練習曲集をあっさりと弾きこなし2004年にCDを出した天才です。
彼女は1983年東京で生まれ、東京音楽大学付属音楽教室を経て、なんと10歳のときよりヨーロッパに在住して、多くの演奏会に参加しているのです。 現在ヨーロッパで、その高度なテクニックと美しい音色、深い楽曲理解と若き感性で最も注目を浴びている若手ピアニストの一人で、WEBの検索も ”小菅優” より ”YU KOSUGE”で検索したほうが多くひっかるのではないでしょうか。実は日本よりヨーロッパで有名なピアニストです。
僕も一昨年だったか、サントリーホールで彼女の演奏を聞き、すっかりファンになってしまったのです。彼女が僕の好きなラフマニノフのピアノ協奏曲を弾く機会があったら、絶対に聴きにいこうと思っていたんですよね。残念だなー。本当に悔しい。
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「絶対音感」って、聞いたことがありますか? 少し前に売れた本なのですが、また最近読み返してみました。
何を隠そう、実は、僕も絶対音感の持ち主だと、言われたことがあります。幼少の頃からクラシック音楽に慣れ親しむ環境にいたことが良かったのでしょうか。
最近は楽器も弾かないのですが、昔数年間ピアノとフルートをやっていたことがあります。でも、いったん聴いた曲をすぐに覚えられ、耳コピーができる分、楽譜を読まなくなるんですよね。結局、楽譜を読めなくなって、やめてしまいました(苦笑)。
当時は救急車の音がシーレーシーレと聞こえたり、電子レンジのピーンという音が、半音上がったなと思っていたら、案の定、翌日壊れてしまったりしました。
絶対音感があると、“オーケストラを構成している楽器の音をそれぞれ口笛で吹け”なんていう指令があっても(そんな指令があることはありませんが)、簡単に出来るんですよ。それが20種類あったとしても、音の質さえ違えば楽々と聴き分けられます。カラオケで、二音階ずらして“はもって”歌うなんてことも容易く出来ちゃいますし、これは親に感謝せねば! 絶対音感があると、世の中便利なことの方が多い! と思っていたのです。
でも、実は先日、僕は“音楽”を“歌詞を聴きながら”聴けないということに気付いたのです。
思えば、高校生のときに友達に「この歌手の、この歌詞がいいんだよ」とLPを借りても、まったく良さが理解できませんでした。音階は追えるのだけれど、旋律を追っているとまったく歌詞が聞き取れないのです。逆に、歌詞を聴き取ろうと集中すると旋律が追えない。綺麗な旋律の曲はすぐに覚えるのですが、歌詞が英語だったときでも日本語だったときでもまったく一緒ですね。まったく記憶に残りません。これは意外と悲しい事実かもしれません。
絶対音感のある人と言うのは、厳密に7歳までにきちんとした音階のある音楽に触れなければならないと言われていますが、その時期までに音階に触れると、言語中枢と音感を感知しているところが同じ部位で働くようになるのでしょう。つまり、音楽か、または言語か、そのどちらかしか、聴き取れないようになってしまうようなのです。
これから忘年会の季節に向け、カラオケの新曲を開拓するのに四苦八苦しています(笑)。
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今回の出張では、仕事以外の時間、ipodでよく音楽を聴いています。ヨーロッパではやはりクラシックがいいですね。気持ちもリラックスしますし、街や海にも良く似合います。| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (1)
50インチのプラズマテレビを買ってから、クラシックのDVDを楽しむ機会が増えました。自分のオーディオとDVDを継いで音楽を聴くと、結構な迫力なのですよ。自宅で十分、迫力のコンサートを楽しめます。| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
先週の日曜日、サントリーホールで行われたコンサートに行ってきました。ウラディーミル・フェドセーエフ指揮 チャイコフスキー記念モスクワ放送交響楽団 が来日したのです。定期購読している ”大人のための知的好奇心マガジン” ACT4で、その情報を年明けに知り、中の一日に僕が大好きな曲目ばかりの日があったので、ずっとこの日が来るのを楽しみにしていたのです。| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
日曜日の夜に教育テレビで2005年8月 ザルツブルク音楽祭のハイライトを3時間半に渡って放送していました。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮:カルロ・リッツィで、ヴェルディの歌劇の椿姫の演奏でした。| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
今日はクリニックも休みにしました。久しぶりに好きな音楽を聴きながらゆっくりとすごそうとおもっていたところ、ラフマニノフのCDを自然に選んでいました。| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
彼女はメゾソプラノ、名前は谷口 睦美(たにぐち むつみ)さんと言います。いいコンサートがあったら一緒に行ったりとか、いい録音のアルバムがあったら紹介するといった、クラシック友達です。| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
実は学会会場のまさに隣にボストン交響楽団の会場があることに気づきました。公演時間を調べたらなんと昼の1時から2時間の演奏会があります。昼食を抜けば、休み時間にいけるじゃないか!!| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
自費診療のクリニックをやっていると、気にしないようにしようと思いながらも売り上げが気になってしまうものです。一台でフェラーリが買えてしまうようなレーザー機器を何台も揃えないとやっていけないこうしたクリニックは、初期投資や毎月のリース料もタイヘンですから、つい「今月大丈夫かなあ・・」と不安になるのでしょう。そして売り上げを気にする自分を客観的に見て、時々ですが、「医者として俺がやるべきことはこれでいいのだろうか・・・」と漠とした不安にかられます。医療と経営は二律背反なのですね。| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
いつか書いただろうと思っていて、今確認したら、この名盤の紹介を忘れていました。実はラフマニノフとチャイコフスキーのピアノ協奏曲で、とっておきの演奏があります。もしも無人島に1枚だけCDもっていけるといわれたら、僕はこれをもっていくかもしれません。(笑)| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
ピアノのクラシック曲が好きで、多くのピアニストを聴いてきました。中でも特別お気に入りは、ディヌ・リパッティとグレン・グールドです。リパッティはステレオ録音がまったく残っていないので、その技巧の素晴らしさは想像つかないのですが、グレン・グールドは80年代まで健在だったこともあり、多くのCDや著作を残してくれています。
ゴールドベルク変奏曲も二回、録音していますが、聞き比べてみると、まったく曲が違って聴こえます。常に感性が変化しているのでしょう。平均律クラヴィーアも何百回も聴いたと思います。そうそう、平均律クラヴィーアで思い出すのはバグダットカフェという映画です。だいぶ前に観たのですが、なんの特徴も変哲もない、ある小太りのおばさんが寂れた街のカフェにやってきて、そのカフェをとても人気のカフェに変えてゆくのです。その映画のストーリーとはまったく関係のない挿入なのですが、ある黒人の男の子が、母親に怒られながら、バッハの平均律クラヴィーアを弾くのです。そう、アヴェマリアの歌詞もついている、ドミソドミソドミの曲です。最初は物凄く下手で、聴くのもつらいのですが、何回かこの子のシーンが挿入されるたびに腕が上達していきます。他にもストーリーと関係のない挿入があって、そのおばさんに好意を持つ絵描きのおじさんが、おばさんをモデルに絵を描き始めます。おばさんは最初は緊張した顔をしているのですが、シーンの挿入ごとに次第に心開いて、最後はヌードを描かせるまでになるのです。ストーリーは、ほとんどないのですが映像と音楽だけが鮮明に印象に残る、とても不思議な映画でした。
ょう。)あまりにバッハのイメージが強いのですが、ベートーヴェンやモーツアルトのピアノ協奏曲、ブラームスのピアノ曲も得意でした。コンサートは絶対に開かなかったのですが、ラジオ、テレビ出演の演奏も多かったため、多くの演奏が残っています。CDのジャケットでは彼の端正な顔が見られます。カナダのトロントには彼のお墓があります。僕も8年ぐらい前にトロントに行ったときに彼のお墓を探してみたのですが、残念ながら見つけられませんでした。いつか訪れてみたいと思います。| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
理系の自然科学の論文は、ある全く新しい研究データが揃ったときに書きますので、その実験データがいかに正しいかを説明し、その臨床的利用を考察するだけでよいのです。なぜその実験を始めたのかの序章、材料ならびに方法の説明、実験の結果、実験結果から導かれる考察、最後に結語と、決まりきった構成で文章がかかれます。研究論文では基礎実験がほとんどの時間を占めます。医学の基礎実験はおそらく結果が出るであろう、約20の実験系のプロトコールを想定して地道な実験を行います。そのうち1つでも当たればもうけもので、絶対的に正しいというデータを揃えて、新しい論文の準備が出来ます。| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
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