国際学会

2007年10月22日 (月)

2008年の米国レーザー学会の演題

Photo 来年4月にフロリダで行なわれる米国レーザー学会(ASLMS)の演題締切日が11月2日と迫っています。

レーザー分野では、この学会が世界で最も権威のある学会だと思っています。僕は今年まで4年連続してこの学会に演題を通過させてきただけに、来年も何とか演題を通したいんですよね。

というわけで、ここ数日、クリニックの診察の空き時間に、この学会のために準備してきたデータをまとめる作業をしています。

僕は英語が得意というわけではないので、英語の文章を書くときは、しばらくしないと英語脳に切り替わらないのです。文章を書くときは一気に書きます。

来年も何とかならないかな。

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2007年10月 7日 (日)

アルゼンチン 世界皮膚科学会

今回のアルゼンチンの学会は、4年に一度のWdc0世界皮膚科学会だけあって、非常に広いコンベンションセンターで行われました。

Wdcレジストレーションの場にいたドクターは、本当に国際色豊かです。皮膚科学会では、ほんの数名ですが、日本人の先生も見かけました。  Wdc3

大きなホールの中、業者の展示がありました。アメリカの学会に比べると、レーザー会社の展示が占める割合は低かったですね。Wdc2

いずれにせよ、ブエノスアイレス中でこの看板を見なかった日はありません。非常に珍しい開催だったのでしょう。

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2007年10月 4日 (木)

アルゼンチンESLD

Esld

アルゼンチンの世界皮膚科学会と併設で行われたESLD(ヨーロッパ皮膚科レーザー学会)は市内の中心地であるレティーロ地区、アルゼンチン空軍広場の前の

Esld2シェラトンホテルのコンベンションセンターで開催されました。Esld1

朝7時半という早い開催時間だったにもかかわらず、多くのドクターが集まり始めました。ざっと見渡したところ、いつもの学会で会うようなドクターはわずかでしたし、日本人ばかりか、アジア人の参加者は僕以外誰もいなかったです。

Esld3今回のESLDは、南米の人にこの学会を紹介する意図で開催されたのだと思うのですが、内容はなかなかクオリティの高いものでした。

2009年1月には「第1回 5大陸レーザー学会」をモナコで開催する予定だそうで、いよいよレーザー学会も全世界学会へと移行するのです。

皮膚科学会や形成外科学会は世界学会があるのですが、レーザー学会はアメリカ、ヨーロッパ、アジア・・・とそれぞれ開催が分かれているのが普通だったので、このモナコで世界中のレーザー関係者が初めて一同に介することになるわけです。

「ついにレーザーもここまで来たか」

レーザーがとにかく好きでここまで来た僕にとって、このニュースは非常に感慨深いものでしたよ。

Esld4

今回の学会で出た話題はいくつかありました。リフトアップレーザーのテクニックの話や、しみや血管腫治療での最新のアプローチ法、脂肪溶解レーザーの開発の話・・・。

そういった中で、しかしながら話題の中心は、早くもフラクショナルレーザーの次の世代としてこれから出てくるレーザーの話でした。この世界はまさに日進月歩ですね。

Rox

学会の最後には大御所、ハーバード大学のロックスアンダーソンがジョークを混じえながら、今後どのようにレーザー市場が変化してゆくのか話をしました。

様々な国から集まったドクターといろんなディスカッションも出来て、非常に有意義な学会でした。

ここまで来るのは大変でしたが、行って良かったです。

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2007年9月29日 (土)

世界皮膚科学会inアルゼンチン

Esld 南米のアルゼンチンで開催された世界皮膚科学会、それに併設されたヨーロッパレーザー皮膚学会(ESLD)に参加してきました。

国際学会周遊記を書き始めて、5大陸目の上陸となります。

Wcd

世界皮膚科学会は今年で21回目。4年に1度どこかの国で開催があるのですが、まさか南米に自分が行くことになるとは思いもしませんでした。

日本からアルゼンチンまで出掛けて行く医者なんて僕しかいないんじゃないか? しかも日本から一体現地に着くまで何時間かかるんだろう? と一抹の不安が・・・。

でも「4年に一度の世界皮膚科学会」「レーザー皮膚科学会」と聞いて、レーザーおたくを自認している僕が行かないわけにはいきません。

今回併設されたヨーロッパレーザー皮膚学会は、スイスのジュネーブのレーザー皮膚科のMaurice ADATTOが会長です。僕はちょうど二年前にシンガポールに招待講演で呼ばれたときに、Mauriceと一緒に講演した覚えがあります。

南米に行くなんて、一生に1度あるかどうかです。以前より訪問したかったペルーにも立ち寄りました。少しずつブログでアップしてゆきますね。

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2007年8月13日 (月)

NYコントロバーシー

004 毎年8月に開催される「コントロバーシー&カンバセーションズ」という学会に参加してきました。今年はニューヨーク州のレイクジョージというところでの開催です。レイクジョージは、ニューヨークの住民にとっていわば憧れの保養地なのだそうです。東京にとって那須高原や、軽井沢のような場所なのでしょうか。

007

NY州といったらマンハッタン島をイメージする人も多いと思うのですが、実はマンハッタン島はNY州の東のはずれです。ちなみに西のはずはカナダとの国境で、ナイアガラの滝があるのです。でも車で行くとゆうに12時間近くかかりますね。アメリカは本当に広大なのです。

毎年コントロバーシーは都会ではなく、リゾート地で開催されます。昨年もサンディエゴから2時間ぐらい離れた海沿いの街で行われました。今回のレイクジョージもJFK国際空港からだと4時間以上車を運転しなければならなかったため、シカゴ経由でアルバータ空港に入るルートにしました。

006_2学会の会場はこのSagamoreというリゾートホテルのホールでした。

011学会会場はこのような感じです。 コントロバーシーは、3日間にわたってその年のレーザーのトレンドを、200名ぐらいの出席者が語り合います。いわば「世界のレーザーおたく」のための集会なのです。

010今年の主な話題はリライアント社フラクセル、サイノシュア社アファーム、パロマ社スターラックスなどのフラクショナルレーザーリサーフェシングの検討。さらに現在数社で開発中の脂肪溶解レーザーの研究成果でした。まだ研究段階の情報しか発表されませんでした、この分野は確実に進歩しつつあります。おそらく来年から再来年に、外科的な脂肪吸引ではなくて、純粋に脂肪を減らすレーザー技術を利用した本格的な痩せの機械が発売されるはずです。脂肪吸引をお考えの方は、すこしお待ちいただいたほうがよいと思いますよ。

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レイクジョージのホテルのコンシェルジェオススメのお店でロブスターを食べました。本当に素敵な束の間の湖畔での日々でした。

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2007年7月18日 (水)

アジア初のIMCASでの招待講演

1234_1_2IMCAS(International Master Course on Aging Skin) という学会をご存知ですか? この学会は毎年パリで行われる美肌の専門学会で、2008年に は10回目の開催を迎えるものです。

1234kaijyou2以前は、ヨーロッパを中心に開催されていたのですが、今年、アジアで初の開催がなされ、僕も日本から招待講演を頂きました。これが今回のタイ出張のもう1つの目 的でした。

1_5場所はミレニアム・ヒルトン・ホテル。僕の話は、開催の5部屋のうちのRoom3の トップバッターで早朝8時半からでした。朝早いので人が来ないのではと心配していたら、結構いるのですよ。

   

123_2講演の後、デモンストレーションに入りました。僕はニキビ痕と、 元のシワをアファームマルチプレックスで治療しました。

写真で雰囲気わかっていただけますでしょうか?

1234kaijyou会場は早朝に撮ったのでこんなにすいて見えますが、午後には人でごった返していましたよ。海外での学会で、なじみの人たちとも再会できました。

Affirm_1最後にお世話になったCYNOSUREの人たちとブースで写真を撮りました。

考えてみたら僕のこの講演は、海外20回目のものでした。つたない英語の講演にもかかわらず、毎回僕にお声をかけ、呼んでくださった関係者の皆様に感謝をしつつ、家路に着いたのでした。

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2007年7月15日 (日)

タイに集まったドクターたち

Gakkai_2 このような会場で僕は発表をしたのですが、集まったドクターは大変国際色豊かでしたよ。

Kairo 左にいるドクターは、Ashraf Badawi カイロ大学教授で、僕のあとに非常に理知的な、しかもジョークの入ったプレゼンテーションをしました。

12345   アファームマルチプレックスの照射モデルになっているのはベトナムのドクターです。名前が難しくて、おぼえられませんでした。(スイマセン)

123456 会場をあとにするときに、インドのドクターたちと写真を撮ってくれといわれて写真を撮りました。ぜひ、インドの学会に招待したいと言ってくれましたが、時間感覚が全く違うインドです。いつになるでしょうか?(笑)

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2007年7月14日 (土)

バンコク アジア・パシフィックCYNOSUR ミーティング 

Ap 7月13-14日とタイのバンコックで行われた、アジアパシフィックのサイノシュアー ディストリビューターミーティングに招待講演で呼んでいただきました。この会は、アジアパシフィックでサイノシュアのレーザーを売る、輸入販売業者の方々を対象に、招待された数名のドクターが最新のレーザー・トレンドについて話をするというものです。 1_4

日本、韓国、台湾、中国、ベトナム、タイ、マレーシア、シンガポール、インド、イラン、クウェートなどの医療機器メーカーや化粧品会社、医師などが集結し大変盛況なものでした。 僕はサイノシュア・アジアパシフィックのバイスプレジデントであるStephen Lim(華僑のシンガポール人)ととてもうまが合って、1月のタイの学会のときにも招待してもらっているのですが、今回はそのときよりもさらに熱気を帯びたものになっている気がしました。

12_1 会場は、タイのインペリアル・クイーンズ・ホテルというところでした。写真で会場の雰囲気がすこしおわかりになっていただけるでしょうか? 僕はアファームとアファームマルチプレックスについて話をしたのですが、ディストリビューターミーティングと言うことでそんなに緊張した雰囲気もなく、僕自身も所々ジョークを交えながら、

123 “The History of Dr.FUJIMOTO's Laser shopping since 2001”

という演題を加えて、日本におけるレーザーのトレンドと、僕の購入してきたレーザーの話をしたら、結構喜んでもらえました。嬉しかったです。 

1234 この日の最後はレーザーの商品説明会になりました。バックがタイらしいですね。

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2007年6月26日 (火)

シネロン・リーダーシップ・アカデミー その3

Golf_1 この学会で米国の著名な形成外科医のマイケル=クーリックと再会したので、セッション前の早朝6時半からゴルフをすることになりました。

クーリックは、日本に初めてポラリスと言うリフトアップの器械が導入されたときに来日した医師で、ハンサムで背が高く、性格も気さくでまさにナイスガイといった人です。お酒とゴルフをこよなく愛し、サンフランシスコの中心ともいえるユニオンスクエア横にある高層ビルでクリニックを経営しています。

コースは素晴らしく、スコアの方もゴルフは久しぶりだった割に良かったですよ。

Mark 午後はセッションに戻り、アメリカらしいトレーニングを受けました。テレビカメラの前でプレゼンテーションの練習をするのです。自己紹介の後、自分の臨床経験などを話します。それをビデオに撮って、すぐに確認し、どのようにしたらもっと良いプレゼンテーションができるか検討。

僕はジェスチャーが少し小さいのと、手の位置がカメラ目線からすると低いので、もう少し上げたほうが良い、とアドバイスをうけました。アドバイスをもらった後に、再度カメラを回してもらい、その画像を再び確認すると、自分でも良くなっていることがわかるんですよ。非常に良い勉強になりました。

この学会を開いたのは、Mark Tagerというシネロンに4ヶ月前に入ったマーケティング担当の医師(写真)なのですが、今回の企画は全般的に素晴らしかったです。彼は日本が大好きだということで、フィッシャーマンズワーフの近くの寿司レストランで夕食を一緒に食べました。10月に来日するそうで、再会が楽しみです。

Fairmont フェアモントホテルのキーを撮影してみました。“F”のデザインがクリニックFに似ているんですよね。クリニックFを新しくオープンさせて、ちょうど一ヶ月経つのですが、同じFのついたホテルに招待してもらえるなんて、嬉しい奇遇ですね。

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2007年6月25日 (月)

シネロン・リーダーシップ・アカデミー その2

Photo_14今日は会場でプレゼンテーションです。昨日のディナーパーティーと同じ会場でしたが、大きなスクリーンが即席で置かれ、学会会場に早変わりしました。朝から多くのプレゼンで、新しい照射方法の検討やクリニックのマーケティング、プレゼンテーションの効果的なジェスチャーの仕方、患者さんの写真の撮り方など、専門家を呼んで興味深い話を聞くことができました。

Photo_15 発表しているところの写真を撮ってもらったのですが、ちょうど昼間で逆光になってしまいました。僕は日本人女性が美白にとても興味を持っていること、そして、シネロンのSAやSRAと言った光治療器がとても効果的だったことを症例を加えて話しました。

Hiruma 今日も晴天で、ゴールデンゲートブリッジが本当に綺麗に見えました。写真をぜひクリックしてください。

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2007年6月24日 (日)

シネロン・リーダーシップ・アカデミー

Ledership 今回サンフランシスコに来た一番大きな理由は、オーロラやポラリス、ギャラクシー、最近ではE-MAXなどの製造会社として知られるシネロン社からの招待講演です。この学会はSyneron Leadership Academy と呼ばれる学会で、今回合計6名=アメリカから3名・海外から3名のドクターが招待され、3日間にわたってアメリカのドクターに対して、様々なトレーニングを行うというもの。僕は栄えあるその3名の海外からの招待講演演者に選ばれ、ここに来たというわけです。若輩者にこんなチャンスを与えて頂き、ほんとにありがたいですね。

Front_1 会場は、サンフランシスコ有数の超高級ホテルである「Fairmont」。一般に参加するドクターは、なんと参加費5000ドルも支払っているとか。日本円に換算すると、60万円ですよ。これには僕もびっくりしました。演者としては嬉しいようなプレッシャーのような。

以前経営していたクリニックから数えると、僕自身は合計10台以上のシネロンの機械をここまでに使ってきたことになります。オーロラ4台。ポラリス2台、コメット1台、オーロラプロ1台、ギャラクシー1台。そしてクリニックFで導入したE-MAX。日本でシネロンの機械を最も知るユーザーの一人ということになるのかもしれません。Dinner

初日はディナーパーティーでした。約60名のドクターたちと会食です。話題はいろいろ。盛り上がりましたよ。

この会場は丘の上に建つFairmontホテルの30階で行われたので、窓から見える夕日がとても綺麗でした。

Golden_gate 今日はサンフランシスコには珍しい晴天で、ゴールデンゲートブリッジに沈む夕日には、皆思わず息を呑んでいました。明日も頑張ろう、と思える光景でした。素晴らしかったですよ。

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2007年6月21日 (木)

再びスタンフォードへ

Stanford 水曜日に慌しく用事を済ませ、そのまま成田へ。学会とレーザー会社や化粧品会社との打ち合わせがあるのです。

サンフランシスコ経由で再びスタンフォード大学へ。スタンフォードの形成外科医のドクターハンタッシュが、ハイドロキノンに代わる新しい美白剤のペプタイドを研究しているという情報を得たのです。

ハイドロキノンは肌の表皮の基底層でメラニンを精製する過程の、チロシナーゼ阻害剤ですが、強力な美白剤として知られてきました。しかしながら、この薬は近いうちに米国FDAで禁止されることが分かったのです。クリニックFでは基本的にレーザー治療が主となるため、ハイドロキノンをメインで使うことはあまりないのですが、それでも患者さんの希望もあってドクター・オバジのクリームプログラムのご案内もしていますし、禁止されてしまっては困る患者さんの顔が目に浮かびます。美白剤については、アメリカでは議論も盛んで、今までもコウジ酸やアルブチンなどの商材が使えなくなったりしました。

Hantash ハンタッシュとスタンフォード近くのヒルトンで食事をしました。彼は五つものハイドロキノンに代わる新しいペプチドを研究し、見つけているのです。この商材は日本にも早々に入ると思います。でもその前に、1つ障害があったのです。明日書きますね。

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2007年5月16日 (水)

ウィーンでのEADV ヨーロッパ皮膚科学会

005 ウィーンで行われた、ヨーロッパ皮膚科学会に参加してきました。花の都ウイーンは、クラシック好きな僕にとっては夢のような場所で、一度訪問したい街の一つでした。今回は滞在時間が40時間台という、超ハードな移動でしたが、クリニックの開業前に、今年度のレーザーのトレンドをつかむことができたように思います。

037 皮膚科学会のレーザー部門では、いくつも面白いレーザーが発表されていました。やはり山となるのはフラクショナルレーザー部門です。フラクショナルなレーザーは、ミニマムアブレイティブな施術と言われて、日本にはまだあまりなじみがないようですが、実際に効果を出すためには一日二日間、肌が赤くなる程度エネルギーを入れるほうが当然効果的となります。この市場は今後より広がると思います。個人的にはとても楽しみにしています。

039 まずはフラクショナルレーザーの雄であるフラクセルⅡ。これはついにローラーを使用した青い染料をぬらなくてもよいタイプをデビューさせました。写真を見ると、ローラーがついているのがわかります。フラクセルⅡとなって、照射部位や、照射したい深さに合わせて、より細かい設定ができるようになっていたため、機種の能力としては素晴らしいものでした。ネックとなっていた青い染料がなくなることで、使用感もよくなります。

063 対するアファームを擁する米国Cynosure社は、いよいよアファーム・マルチプレックスという機器をデビューさせました。

Cynosure社は全く違う波長のレーザーをマイクロ秒単位でほとんど同時に発射するマルチプレックスという技術を持っています。

アファームマルチプレックスは、今までの1440nmのアファームの波長に加えて、1320nmの赤外線をほとんどタイムラグ無しに照射する方法なのです。1320nmの波長はリフティング効果があるため、アファームマルチプレックスでは、肌のテクスチャーの入れ替えと、たるみをとるという二つのことが短時間にできるということなのです。

046_1 この機種はクリニックFにも導入することが決定しており、現在輸入待ちですが、いわゆるたるみをとるタイタンというCUTERAの機械に、フラクセルⅠがついたような感じでしょうか?期待度の高い機械です。

フラクショナルで驚いたのはオーロラで有名なシネロン社がフラクショナルなポラリスをリリースしたというもの。ポラリスの光をフラクショナル(とはいっても6分割ですが)で打ち出すことで、深くまで浸透させるというものです。使ってみないとわからないのですが、効果はどうなんでしょうか???

どの社もフラクショナル一色でいるところを一社だけ、フルリサーフェシング(肌を入れ替える)機械を発表している会社がありました。CUTERA社です。

043 この機械は3月に行われたアメリカ皮膚科学会(AAD)で発表されていたのですが、YSGG(イットリウムースカンディウムーガリウムーガーネット)という2.79マイクロメータの、肌に照射するレーザーとしては新しい波長を使用した、PEARLという機器なのです。

この機器は水に吸収されるタイプの蒸散系のレーザーの一つですが、薄くしか削れない、エルビウムヤグ(サイトンというレーザーが有名です)レーザーと深く削れるが、創面が炭化してしまう炭酸ガスレーザーのちょうど中間ぐらいの性質を持ちます。

おそらく白人種の肌の凸凹、毛穴や、色素沈着の改善にはジャストミートする機種だと思います。日本人だとどうでしょうか?使いこなすことができれば、ほぼすべての疾患に対して利用できるので、素晴らしい効果が望めますが、色素沈着などの問題を起こさないように、使用には注意が必要だと思います。実際に使用するのが楽しみです。

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2007年4月25日 (水)

香港 Cosmetic Dermatology Seminar

005_1 インドネシアのアンチエイジング学会の後、香港に立ち寄り別の学会のセミナーで招待講演をしました。香港のNeo Derm(HK)Ltd社が主催するレーザー学会で、きれいなオフィスで3日間にわたって行われました。

2_1 このNeo Derm(HK)Ltd社は、香港でCynosure社のレーザーや、スキンシューティカルなどを販売している会社です。社長のLimは、シンガポール人ですが、専属のマーケティングチームを抱えていて、香港のセレブリティを使ってPRを行い、美容、美肌の業界ではかなり成功している優秀な人物です。 年に一回、海外の数名の医師を招いてこのようなセミナーを行うそうなのですが、僕の紹介も、パンフレットに大きく取り扱われており、驚きました。   

1_2  僕はこのセミナーで三つの演題を話しました。二つはレーザーの話でした。ひとつはアファームについて、もう一つは、ロングパルスルスアレキサンドライト&Nd:YAGレーザー複合機の使用法についてでした。
020社長の計らいで、会の途中には香港の有名女優のQueenie Chanが施術のために現れ、会場が騒然としました。僕は彼女を知らなかったのですが、とてもきれいな人でしたよ。(笑 )
    
         023

011_2 翌日は僕がMBAを取得しているということを聞いた社長が、是非とも医療のマーケティングをしてくれということになり、急遽、今まで使ったことのある日本語の医療マーケティングのプレゼンを英語に直し、講演をしました。時間がなくてスライドの一部は日本語だったのですが、さすが同じ漢字を使う民族です。スライドを見ただけでも思ったよりも理解してもらっていましたね。香港では医師がマーケティング(経営学)の話をしたという事例が今までなかったそうで、これは注目を浴びました。

040 終わった後に、街を歩きましたが、フラクセルなどの治療法が看板として出ていたりしました。日本とは違ったところですね。

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2007年4月16日 (月)

インドネシア アンチエイジングセミナー 奇跡の水

Photo_1 インドネシアのアンチエイジングセミナーより、招待講演を受けて、インドネシアに行ってきました。御題はアンチエイジングの水、抗酸化水の話です。 このアンチエイジングセミナーはインドネシアの医師会の会長が開演の言葉を述べる様な規模のものでした。

Photo_3 世界には、ルルドの泉(写真)や、ノデナウの泉といった、飲むと病気が治るといわれる奇跡の水と言われる湧き水があるのですが、これらを詳しく調べたところ、一つの共通項が分かったのです。それは、活性酸素を除去する能力が高いこと、いわゆる抗酸化能力がある水であることだったのです。

生体の60%は水です。健康的な生活を得るために、こうした抗酸化水がすぐに手に入るのであればとても魅力的です。ただし、水というものは、20世紀にはあまりきちんと研究がなされてきませんでした。なぜなら、20世紀の工学の解析力ですと、流体に対してきちんとしたデータの取得が出来なかったのです。ですからデータを解析するためには、その流体を固体にして、それを評価していたわけです。

怪しい根拠の水なのか、きちんとしてデータを取得して得た水なのか、それが分かりにくかったのです。しかし、この水を極めて医学的なアプローチで抗酸水精製器を実際に作った会社があります。株式会社日本トリムさんという一部上場の会社ですが、この会社の持つパテント(特許)の数を見れば、その確かさが分かります。データを確認して、僕は自宅とクリニックにその精製器を思わず購入してしまいました。この会社がインドネシアの華僑とともに、昨年合弁会社を作りました。

Photo_2 この新会社では、インドネシアのジャワ島でPRISTINEという商品名の水を作っているのです。国の産業が進むにつれて、水道により、水が確保できるようになると、国民はより安全な水を求めるようになります。次第に国民は健康になる水を求めるようになります。インドネシアが今、抗酸化水を求める市場が出来てきたのはその背景があるのではと思います。

2   セミナーはかなり大掛かりなもので、参加者にはこのようなコングレスバックが配られました。

1 僕も最後にインドネシア、アンチエイジング会長より感謝の楯をいただきました。来月作る予定のクリニックに飾ろうと思います。

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2007年1月19日 (金)

ユーラシア・アンチエイジング学会 

 Photo_17 新しいクリニックの準備や打ち合わせに追われる中、バンコクのホテルシャングリラで行われた、ユーラシア・アンチエイジング学会 Eurasian Congress in Aesthetic & Anti aging Medicine(ECAA)から招待講演の依頼を頂きました。 1月19日、20日と開催されたのですが、3泊3日の強行スケジュールでした。タイに滞在するのは今回3回目。前回は1年ちょっと前のQYagの招待講演の時だったことを思い出しました。そうそう、数ヶ月前にバンコクの国際空港が変わったのだそうです。とても綺麗な空港でしたよ。

 

3 この学会は世界アンチエイジング学会主催のユーラシア大陸のための学会で、栄えある第一回目なのだそうです。あまり宣伝はされておらず、僕も講演を頼まれるまでは全く知らなかったのですが、バンコクの会場であったシャングリラホテルにはアジア、ヨーロッパ、イスラム圏などから500人ぐらいのドクターが集まりました。

A 僕は通常レーザーの学会に参加しますので、この学会に参加して、レーザー”以外の”分野。つまり、アンチエイジング関係のホルモン剤や、薬などの、内科的な発表が多かったので、とても勉強になりました。講演の会場は、このような大きなボールルーム3つで行いました。

2_5 学会のセッション中の短い講演と、CYNOSUREの最新型フラクショナルレーザー、アファーム(Affirm) ワークショップでの長い講演とデモンストレーターの二つの仕事がミッションでした。僕はフラクセルの臨床経験が500症例近くありましたので、フラクセルとアファームの本音トークを満載したスライドを発表したのです。台上で、座長の先生と討論も経験しました。

5 ワークショップではアファームの実演をしました。新しい機種には、多くのドクターが興味を持ちます。フラクセルとほぼ同じ理論で、肌を入れ替えることが出来、さらに痛みが少ないアファームは、もしかしたら国内市場でフラクセルを席巻するかもしれません。

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2006年11月12日 (日)

Meso-Carboxy Therapy 国際ワークショップ

昨日は、渋谷にある日本薬学会、長井記念ホールで行われた「Meso-Carboxy Therapy 国際ワークショップ」で、Meso-Carboxy Therapy の理論と治療技術について招待講演をしてきました。

Photo_9 もう一人の演者のドクター バニーニは、昨年のナポリにメソセラピーのトレーニングに行ったときにお世話になったメソセラピー、カルボキシセラピーの第一人者なのです。陽気な人柄に、人懐っこい笑顔。とても明るいナポリ人ドクターです。彼はその後二回も日本に来ていますので、4回目の再会です。

Ennjya 僕はメソセラピーと、カルボキシセラピーの治療技術と理論について話をしたのですが、ここ1年間で、よりメソセラピーの理解が深まったことがあります。それは、メソセラピーと言うのは、結局1つのDDS(ドラッグデリバリーシステム)なのだということです。

Photo_10 皮膚の中の極めて浅い部位に、メソセラピーで薬液を貯蔵するのです。そうすると直接皮下に注射するよりも、長い時間、薬液をの効果を維持することが出来る。そういう仕組みなのです。

Sejyutu バニーニは実際の患者さんを前に、色々なアドバイスをくれました。彼はイタリア語しかだめで、前回英語の通訳を介して話しをしたのですが、今回のワークショップでは、日本語の通訳がついて、より理解が深まりました。

Syainn 最後にプロモイタリア社の社員さんと写真を撮りました。このうち二人は英語が堪能で、ナポリに行ったときに、お世話になったのです。

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2006年10月 8日 (日)

EADV in Rodos その3

これはレーザーセッションの講演でした。僕は主にアメリカのレーザー学会に参加 していFi1309_0e ますので、ヨーロッパの学会の発表を聞いていると、少し遅れているとは感じます。でも、皆工夫してレーザーを使うんですよね。新しいものにこだわらず、古いものを工夫して、大切に使うというヨーロッパの文化を引き継いでいると思います。良いことです。

ここで、マックスピールで有名な、MAXエンジニアリング社の秘密兵器を見つけま した。Fi1309_1e 今までベールに隠れていたフラクセルを越える最新機器、MOSAICの実物が来ていたのです。先月に韓国に行ったとき、MAXエンジニアリング社の社長であるHaelyungに、とても自信作だと言われました。映像は本邦初公開だと思います。

この機械はまず、顔を両頬と鼻、前頭部、口周りの5つのパートに分けます。各々の面積 Fi1309_2e を測定して、それに見合った面積だけ1550NMのエルビウムグラスレーザーを照射するのです。各々のパートごとに強さを変えられるのが特徴です。フラクセルでも、口の周りや、目元の外側など、炎症や色素沈着が起こりやすいところがあり、この部位に照射するのを、施術する医者が経験的に避けてきたのですが、そういったトラブルは減るはずです。かなりしっかり出来ていますね。世界的に売れるのではないでしょうか。

MAXエンジニアリング社の営業部北米担当のジミーと写真を撮りました。ジミーはアメリカ Fi1309_3e で育った韓国人で、非常に流暢な英語を話します。機械の性能を誇らしげに語ってくれました。

最後に、しっかりとCertificateをもらってきました。クリニックの壁に飾ろうと思いま す。明Fi1309_4e 日はいよいよ帰国です。

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2006年10月 7日 (土)

2006 EADV in Rodos その2

ここが学会会場のパレスホテルです。古いホテルなのですが、内装は非常に充実 していFi1305_0e ます。今回の会場は二つのホテルにまたがっていましたが、年々会場の大きさは大きくなってきている気がします。

この日もEADVのパネルの前で、写真を撮りました。
Fi1305_1e
昨年8月のシンガポールや、10月のロンドンのEADVで会った、グレンコールダー ヘッド博Fi1305_2e_2 士と会いました。LEDを開発しているオムニラックス社の顧問をしています。

会場はこのような部屋が6室もあったのですが、人でごった返していました。ロドス の島のFi1305_3e 人たちは、同じような名札をした人が(学会に集まった世界中の4000人の医師たち)たくさん来たので、驚いていたようです。

インドネシアの富豪で、シンガポールとインドネシア、マレーシアでレーザーの輸入 販売とFi1305_4e 化粧品を製造しているアントニウスとも再会しました。彼も昨年、僕のクリニックを尋ねてきてくれているのです。彼は奥さんとこの後エーゲ海のクルーズに出かけ、帰りにドバイ(アラブ首長国連邦の首長国の1つ)で、バージュ アル アラブという世界で唯一の7つ星ホテルに泊まるのだそうです。皆さん知っていますか?

僕は、1998年、まだあまり日本に知られていない頃に、ドバイに行ったことがあるのですが、このホテルはジュメイラビーチホテルというところの前にある、ヨットの帆のような型のホテルです。写真を見たことがある人もいるかもしれません。
その頃は高くてとても泊まれず、ディナーだけ食べてきたのですが、建物の高さが300mぐらいあるのです。そして内装は黄金、黄金、黄金。アラブでお金が余るとこんなことに使うんだ。と妙に感心して帰ってきたのを思い出しました。

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2006年10月 5日 (木)

2006 EADV in Rodos

待ちに待ったギリシアのロドス島に入港しました。この要塞は、15世紀に建てられ たセンFi1304_0e ト・ニコラスの要塞です。大きな客船の唯一入港できるマンドラキ港にあり、ロドス島のシンボルとも言えるものです。

EADV(ヨーロッパ皮膚科・泌尿器科学会)はこれで三度目の参加になります。 
Fi1304_1e
今年の会場は二つのホテルの別れています。このセッションはボトックスの説明を していFi1304_2e たのですが、あまり人気がなかったですね。今日はレーザーのセッションが少しだけありました。

サーマクールを開発しているTHMAGE社のブースの前で、JMECの林さん、西村専 務、吉Fi1304_3e 田さんに会いました。このメンバーは英語が堪能なので、海外の学会に参加するたびに、必ず誰かには会いますね(笑)。営業の林さんは、六本木アヴェニューの時から僕の担当です。もう十カ国以上海外に一緒に行ったことになります。

フラクセルの本社のKiethです。先月行われた韓国での招待講演のことと、新しく 発表さFi1304_4e_2 れそうなニューフラクセルが話題になりました。秘密の情報を、しばらく立ち話しましたよ。

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船で学会会場へ

今回の出張でのハプニングは、学会開催地であるロードス島への航空券とホテル の手Fi1302_0e 配がうまくできなかったことです。世界各国から医者や関係者が集まるため、全て予約は満杯。予算に限界もあるため旅行代理店に泣きついたところ、もっとも安く島に入り滞在する方法=船を使えとアドヴァイスをもらいました。そういうわけで今回は、フランクフルトにまず入り、そのあとヴェネチアに行き、ヴェネチアの交通の要所であるローマ広場から、ヴェニス港まで、水上バスを使い運河を走ったあと、この船で会場であるロードス島まで入ることになったのです。全部で二日半かかる勘定です。

Raadmannsoey船長と。ノルウェー人だそうです。1800人もいる乗客の中で、600人 がアメFi1302_1e リカ人です。アジア人はほとんどいません。


船の中には豪華な部屋もありそうですが、僕の部屋は一番安い窓もない8畳くらいの空間です。それでもシャワーは部屋についてますから、ありがたいですね。部屋の中にいると時間も景色もまったくわからないので、かえって仕事がはかどります。日本では時間に追われてできなかった論文の作成や、頼まれている講義内容の構築などの作業がそれぞれ完成しました。

一歩部屋の外に出ると、レストランなどの設備は部屋のグレードに関係なく皆使用 するこFi1302_2e とが出来ます。船内ではドリンクや食事は、アルコール以外すべて無料。食事ではアイルランドのダブリンからと、アメリカのニュージャージーから来た老夫妻。そして、ノースカロライナから来た二人の老婦人がいました。ヨーロッパの学会に参加するために極東から一人で来た、青年医師との会話を楽しんでくれたようです。欧米人も、どんな年になっても、美肌への興味は尽きないようです。 話していて思ったのが、世界一周100日クルーズするような大型客船で美容皮膚科を作ってはどうかな? ということ。クルーズ中にレーザー皮膚治療を行って、乗船前と乗船後では見た目で10歳若返りするなんて、面白い企画も出来るのではと思いました。

アドリア海に沈む夕日です。美しかったですよ。



Fi1302_3e 明日やっと到着して、いよいよ学会です。

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2006年9月30日 (土)

ギリシャのEADV(ヨーロッパ皮膚・泌尿器科学会)

ギリシャのEADV(ヨーロッパ皮膚・泌尿器科学会)のために、明日 早朝に出国します。ヨー Fi1292_0e ロッパの皮膚科学会は、招待講演を行った昨年のイギリスロンドンのEADV、そしてフィンランドのサーリセルカのEADVに次いで三度目の出席です。


レーザー主導のアメリカの学会と比較すると、ヨーロッパの学会は、エイジマネージメントを重要視したというか、目覚しいアグレッシブな治療効果というより、良い年が取れるように、肌を維持するというマイルドな治療を重要視します。国民性なのでしょうね。


最近ECの加盟国が増えたため、ヨーロッパ全域が、あたかも欧州合衆国であるかのように意識が増してきていますよね。ユーロという共通通貨の持つ意味合いの威力を感じます。アジアも見習わなければならないのでしょうね。


一方で、イタリアやギリシャといった国では、物価が上がってしまって、映画やカフェなどの庶民の楽しみがお小遣いでは出来なくなってしまい、悲しんでいる人も多いとの意見も聞きます。実際に渡欧してみると、確かにヨーロッパの物価は上がった気がしますよね。


実は今回学会が行われるのはギリシャのロードス島なのですが、この島に入るアテネからのフライトは接続が悪く、アテネで一泊しなければなりません。さらに、リザーブしようと思っていたら、すでに全て学会関係者により、リザーブされてしまったことがわかりました。小さい島なので、他に行くルートがありません。いろいろ探したところ、ヴェネチアから船でロードスに入るルートがリザーブできたので、今回は、それでロードスに入ろうと計画しています。


客船の中の話は、またブログにアップしようとおもいます。

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2006年9月11日 (月)

汎アジア・フラクセル・ユーザーズ・ミーティング その2

各国のドクターは実際の皮膚切片から組織学的に検証したような、基礎的な実験データをプレゼンした人も多く、非常に勉強になりました。


最初に三人のドクターの講演が行われ、ディナーになりました。僕は主催者と講演者の先生方と、別室で食事をすることになり、円卓で食事をしました。


先日行ったサンディエゴのコントロバーシーの話しや、ロンドンのテロで飛行機のセキュリティチェックがとても大変だったことなどが、話題になりましたよ。


その食事会が終った後の、講演のトップバッターが僕でした。

Fi1251_0e_1_2 日本人は、他のアジア人に比べて、弱い施術を好みます。通常は、他の国の患者さんなんて、治療後に顔が赤くなっていなかったら、効いてないんじゃないかとか、かえってクレームの対象になるのです。


僕は、フラクセルがデビューした当時は、ニキビ跡や、毛穴、肝斑を治すための、対症療法的な治療器になるのではと思っていたのですが、この機械をフォトフェイシャルのような、肌のメンテナンスのために使用すると非常に良いという内容を話しました。

Fi1251_1e_1_3 このスライドでは、フラクセルのパラメーターとして、エネルギー、密度、照射径を気にするドクターが多いが、実際には、治療者のテクニックが結果に関わっているということ。そして副作用を少なくするために、施術前、施術後にどの様な工夫をしているか、話しました。

Fi1251_2e_1 またこのスライドでは、患者さんの痛みの軽減のために、通常は麻酔のクリームと摂氏-4度のクーリングエアを使いますが、どうしても痛みに弱い方は、顔の神経ブロックや、痛みの記憶をなくす作用のある、ベンゾジアゼピン系の薬の点滴を麻酔医の管理の下で行うこともあると発表しました。

Fi1251_3e 講演の最後には、ニューオータニから見える新宿の夜景と、ニューオータニのビルの写真を出しました。
Fi1251_4e レーザー治療器は、白人と黄色人種では全く違った設定が必要です。アジアの医師たちが集まって行う、こうした検討会は、非常に勉強になりましたし、良い経験になりました。

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韓国での講演を終えて

Fi1252_0e 質疑応答は、7人の全講演者が前に出て、会場内から出た5つの質問に対する見解を一人ずつ答えていくという形式で行われましたが、他の国の医師たちは、日本に比べて数段アグレッシブですね。日本では信じられないような高いパワーで、バンバン治療しています。

Fi1252_1e 質問に対する議論がセッション中、スピーカー達の中でも行われました。

香港の医師で今回の主席のヘンリー=チャンが、最後の全講演のまとめを行ったのですが、僕の講演内容から、メンテナンスにフラクセルを使用することや、肝斑対策に、NdYAGレーザー(マックスピール)を併用していることなどを、新しい技法として指摘してもらいました。

Fi1252_3e 講演の行われたロッテワールドホテルの中です。

韓国での講演が終って、お勧めだと言われたマッコリを買ってフラクセルの日本の販売元であるJMECのスタッフの田井中さん、石田さん、吉田さんと、部屋で飲みました。皆、年が近いので、修学旅行のようなノリで、楽しかったです。盛り上がって、結局三時ごろまで飲んでしまいましたね。写真撮っておけばよかったな。


ともあれ、実り多い韓国の招待講演で、良い経験が出来ました。

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2006年9月10日 (日)

汎アジア・フラクセル・ユーザーズ・ミーティング その1

Fi1250_3e  

Fi1250_0e 学会のホテルは20階ですが、窓からはこんな風景です。ジェットコースターがあるたびに、叫び声が聴こえたりします。

Fi1250_1e 会場はロッテワールドホテルの三階でした。この席がほぼ一杯になり、立ち見もいたので、おそらく200人弱のドクターや関係者が集まったのでしょう。

Fi1250_2e 会場で、同じ日本からの二人のプレゼンテーターの女子医大河野先生と撮りました。

高崎メディカルクリニックの貝瀬先生にも会場で会いました。

講演は、フラクセルの皮膚のメンテナンス療法について話しました。実は、今まで僕はレーザーの話を10回以上海外講演しているのですが、今回初めてカンニングペーパーを持たずにいったのです。15分ぐらいの短い講演でしたし、おそらく英語のアドリブでいけるのではと…。


Fi1250_4e 結果は…。打ち合わせしていたプレゼンテーションが出なかったりした運営サイドのミスもあったりしたのですが、最初は会場の雰囲気に飲まれてしまって、ちょっと上がってしまいました。用意して考えてきた台詞もいくつかぶっ飛んでしまい、参りました。後半から英語もスムーズに出てきて、最後の質疑応答の時には、普通にしゃべれたのですが…。いやー、日々これ経験ですね。


今後の課題を残した韓国フラクセル講演でした。内容は、また次のブログで帰国後に報告しますね。

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2006年9月 5日 (火)

汎アジア・フラクセル・レーザー・シンポジウム

Fi1235_0e 今週の土曜日、9月9日に韓国ソウル・ロッテワールドホテルで行われるPan Asia Fraxel Laser Symposium に招待講演者として招かれています。このシンポジウムはフラクセルのリライアント社主催で行われますが、アジアでフラクセルの症例が多い医師が韓国、香港、台湾、タイなどから7人招待されており、僕は二人の日本人医師のうち、一人に選ばれました。大変名誉なことです。


韓国での招待講演は、今回で三度目です。発表は英語で行いますが、アジア人の英語というのは、聞き取りが難しいんですよ。発表は自分のペースで出来るので良いのですが、質問が聞き取れなくて困ったりすることが多々あります。といっても、きっと僕のジャパニーズイングリッシュも、さぞかし訛っているんだろうな。(笑)

Fi1235_1e 今回は、フラクセルの、肌を入れ替えた症例、毛穴を目立たなくした症例、肝斑をほとんど治療した症例、そして肌のメンテナンスにフラクセルを使用したエクセレントな結果を出している症例を提示し、さらに患者さんが楽に施術できるように、痛みのケアにこだわった麻酔法について、発表したいと思っています。


金曜日に出国しますが。結果はまたご報告しますね。

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2006年9月 3日 (日)

新しい若返りの器械 シネロン リファームST

Fi1230_0e 今週の週末も学会続きです。昨日土曜日がアメリカの器械の発表会。今日は、カナダのトロントからDr. Stephen Mulhollandが来日し、オーロラ、ポラリス、ギャラクシーで知られるイスラエルシネロン社の新しい機器の発表会に参加してきました。


このプローブはリファームST(SKIN TIHGTNING)といわれる機器で、昨年のシミに効力を発揮するオーロラSRAに次ぐ、シネロン社の新製品なのです。


リファームSTの肌の引き上げ効果は、ポラリスよりも上という前評判でした。実際にMulholland医師が半顔を施術すると、

Fi1230_1e 確かに、ホウレイ線(彼はスマイルラインといっていました。そちらの方がいい言葉ですね)やマリオネットラインが浅くなり、眉がぐっと引きあがるのです。会場にいた人は、感動していました。


彼は顔面を5つのベクトルに分け、それぞれを別個に施術することで、効果をあげていると説明していましたが、顔面の解剖から考えても、非常に理にかなっていました。新しい器械を使用することも良いですが、より効果の高い使用法を習うのは、とても大切だと感じました。


クリニックFでは、現在この治療を行っています。

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2006年8月29日 (火)

アメリカレーザー学会の会員証

Fi1210_0e 先日米国レーザー学会ASLMS(American society for Laser medicine and surgery) の今年の会員証が送られてきました。


ちょっとデザインが変わったのかな?と思っていたら、

Fi1210_1e なんと左下のシールにFELLOWと書いてあります。


昨年までただのMENBERだったのに、FELLOWに格上げされているのです。しかし、何でだろう??ここ数年、学会発表をするため、アメリカに何度も渡ったからでしょうか?


 お医者さんだったらわかって頂けると思うのですが、アメリカの医学系の学会のFELLOWになるって事は、実はすごいことなのです。日本では、大学教授レベルを見渡しても、数人ではないでしょうか?


とても嬉しい知らせでした。

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2006年8月17日 (木)

LED(発光ダイオード)治療機器の新しい発表

Fi1156_0e コントロバーシーには、ロックスを初めとして、LED(発光ダイオード)治療に否定的な先生が多いのです。理由はしごく単純で、光のパワーがレーザーに比べて圧倒的に低いからです。おそらく少なく見積もっても100分の1ぐらいです。ですが、弱いレベルの光でも、皮膚の細胞の中のミトコンドリアに影響して、様々な若返り効果があると主張する研究者もあります。実は僕もLEDの賛成派の一人です。顔の傷の治療にLEDを使用することがありますが、傷の治りも速くなりますし、この光に何らかの作用があることは確かだと思っています。


今回、非常に興味深い発表をしたカナダの医師がいました。


日焼けの前に、LEDを照射すると、サンスクリーン剤のように、皮膚の着色が防げるというもの。コントロバーシーにLEDの効果を主張する医師が出てくるなんて、すごい勇気ですよ(笑)。でも、既存の常識を覆す発表をすることで進化してきたのが自然科学です。まだ、単なる研究発表ですが、追加報告が楽しみです。

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2006年8月15日 (火)

帰って来ました!!

カルフォルに比べると、気温はそれほど変わらないのでしょうが、日本は湿気がすごいですね。成田についた瞬間、違いを感じました。まるで蒸し風呂にいるようです。でも肌にとって紫外線と乾燥は天敵。湿気によって日本人の肌は守られているのですね。


コントロバーシーは、朝早くから始まります。大体7時半には学会に医師が集まります。セッションは8時からです。時間毎に、IPL、スキンタイトニング、脂肪溶解、新技術など細かい分野に分かれてセッションが組まれており、そこでレーザーのメーカーごとの、いわば、遠慮の無い効果比較実験や、この新技術は実際に効くのか?などといった、医師の本音が語られるのです。


この学会はもともとハーバードコントロバーシと呼ばれていて、レーザー治療の先駆者であるハーバード大学、ロックスアンダーソン医師の主催するウェルマン研究所出身の医師たちの、いわば同窓会のようなものだったらしいのです。いつか、ハーバードの名前が取れ、何年か前から、コントロバーシー アンド カンバセーションという名前に変わったようです。

Fi1153_1e 今年は世界から、200人以上の医師が参加しました。参加者全員の名簿が住所付で配られるという、いわば仲間意識の下(それもどうかと思いますが)、議論をするのですが、○○会社のレーザーの、照射時間を測定してみたら、事実は全く違ったよ、とか、こんな技術は効かないのじゃないの?とか、医師たちがファーストネームで呼び合って、談笑するという感じで、本音の激論は痛烈です。


それを聴きながら、休み時間に実際に質問したりして、この機械は買っちゃいけなのだなとか、来年はこの技術の入った機械を買おうとか思うわけです。こういった情報は、医師として、患者さんに最も優れたレーザー治療を提供できるわけですし、経営者にしてみれば、時価にして数千万円以上の価値があると思いますよ。

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2006年8月13日 (日)

コントロバーシー情報

Fi1151_0e  今年のコントロバーシーは Four Seasons Resort Aviara, North San Diego でした。写真はWEBからとりましたが、ホテルはこんなに綺麗です。残念ながら、学会員で予約が一杯になってしまっていて、泊まることは出来ませんでしたが…。


アメリカの学会は朝が早いのです。7時半とかから始まります。
でも、その時間は日本では真夜中なんですよ。


夜通し、学会のセッションに出席して、夜はいろいろなドクターやこちらのレーザーの業者さんや会食してへとへとになります。でもこちらの夜は、日本の真昼間なのでこれがまた、寝れないんですよね。


いつもはアメリカででWEBをあげるんですが、今回は体力的にだめです。すごい情報も手に入れたので、帰国したら順番にアップしますね。

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2006年8月10日 (木)

ハーバード・コントロバーシー

Fi1138_0e レーザーの国際学会に参加するため、サンディエゴに来ています。
 Controversies & Conversations in Laser and Cosmetic Surgery


通称ハーバード・コントロバーシーという学会なのですが、この学会は世界で多くあるレーザー学会の中では異色の存在です。


Fi1138_1e 通常の学会であれば、レーザー開発企業が援助し、大掛かりな発表会を兼ねるのですが、コントロバーシーで会話に入るのは、MD(医師)もしくはPHD(博士号を持つ他分野の研究者)のみで、純粋な臨床のみの検討が行われるのです。


つまり、いつもは企業の招待で、企業寄りの発表をする先生方の、いわば本音を聞ける貴重な学会なのです。

この学会では、通常は商品名を使用しません。たとえば、サーマクールはモノポーラーRF、オーロラはIPL+バイポーラRFもしくはELOS、フラクセルはFractional Reserfacing Divice となります。


今年は、フラクセルの後継機種がいくつか販売されましたので、そのあたりの本音の評価が聞けるのではと思っています。(笑)


写真はホテルからの風景です。

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2006年4月16日 (日)

血管腫病変の学会

  Fi687_0e 午後は八重洲富士屋ホテルで勉強会でした。
 
 演題は、Cynosure社製 Cynergy Laser を用いたDye585nmとNd:YAG1064nmの連続照射機能(Multiplex)での血管種病変への有用性とその臨床応用というもので、今週岡山で開かれた日本形成外科学会で発表された演題をそのまま東京でもう一度やって貰えたのです。

このCynergyというレーザーはダイレーザーとヤグレーザーを0.2秒ぐらいの間隔で連続照射できる特殊な機能を持っていて、赤い血管腫に対し、非常に内出血を少なくして治療することが出来ます。

検討会は、東京女子医大の河野先生などが参加して非常に有意義なものとなりました。

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2006年4月14日 (金)

ハーバード出の友人が

Fi683_0e 今日は、ハーバード大学出身で、ニューヨーク大学医学部を卒業したDr. C. Rokhsar(写真中央)がアジア各国の発表の旅行中にプライベートで日本に立ち寄り、クリニックを訪問してくれました。

 彼はフラクセルで、女性特有のシミである肝斑の治療が出来ることを、アメリカのFDA(厚生労働省)で認可をさせたドクターで、まさにフラクセルの権威といえます。現在ニューヨークの62nd St.に自分のクリニックを持ち、今までに500症例以上のフラクセル患者の経験を持っています。昨年のオーランドのALSMS(アメリカレーザー学会)ではフラクセルの演題で3つも講演していたので、記憶にありました。来週の月曜日からシンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、台湾と一日づつ渡り歩いて講演をするそうです。

こういった世界で活躍する先生がわざわざクリニックに寄ってくれるのは、嬉しいことです。

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2006年4月12日 (水)

BANANA FISHのケープコッド

Fi677_0e

アメリカ最後の日、学会のセッションが終った後に、JMECの西村専務と日本脱毛協会会長の川口先生とケープコッドまでドライブに行きました。ボストンから約2時間で、この地図で見える半島の最先端。


ケープコッドはケネディ大統領が別荘を持ったということで、有名になった土地です。日本では伊豆半島か、軽井沢のようなイメージでしょうか。


元々アメリカインディアンが住んでいましたが、11世紀には北欧のバイキングが上陸したといわれています。そして、現代アメリカのゆかりでもあるアングロサクソン人が18世紀に初めて上陸した土地でもあります。


でも、それよりもケープコッドと言えば、漫画「BANANA FISH」に出てきたような気がしたのですが・・・。なんで出てきたんだっけな。考えても思い出せない。全巻持ってたのに、実は先週の引越しで売っちゃったんですよね。あー思い出せない。クリニックのスタッフに明日聞いてみよう。

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幽霊ホテル

今回衝撃的だった話があります。実は前回のサンフランシスコ出張で、泊まったホテルがどうも様子がおかしかったのです。部屋に入った瞬間鳥肌が立ち、寝ようと思っても全く寝られず、とにかく飾ってある調度品や絵が不気味で気持ち悪い。AADは世界各地から3万5千人くらいの関係者が集まり、毎回ホテルを押えるのが至難の業なのですが、このホテルはものすごく便利な場所にあって料金もリーズナブルなのに、なぜか直前になっても空室があるような状態。しかも地球の歩き方はじめガイドブックに全く載っていない。一緒に泊まったJMECの人たちと、おかしいな・おかしいな・・と思いながらも学会会場に近いホテルをわざわざ変わる理由もなく、そのままそのホテルで最後までいたのです。


今回ボストンで出逢ったサンフランシスコのアメリカ人に、ふと思い出してそのホテルの話をしたところ、実は地元の人なら誰もが知ってる有名な幽霊ホテルなのだそうです。やっぱり、なんかおかしいと思ったんだよな。


ホテルの名前と写真をブログに載せたいところですが・・・。


ヒント。頭文字は「M」です。

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2006年4月 9日 (日)

フラクセルを超えるレーザーは?

Fi659_0e 今日はフラクセルのセッションがありました。この写真は学会会場で朝6時半の時のものです。朝早くからよくもまあ人が集まるものです。プログラムは朝からびっちりあります。

Fi659_1e フラクセル関係のセションはリチャード=フィッツパトリック医師の座長の下始まりました。昨年フラクセルがデビューしたときは画期的でしたが、今年はフラクセルの理論に似たいくつかの機械がデビューを飾りました。

 ちょうど1999年のフォトフェイシャルや2002年のサーマクールの時に似ています。あの次の年も、フォトフェイシャルやサーマクールに似た機械が幾つもデビューしたのです。フラクセルが時代を創るのでしょうね。

Fi659_2e この機械がCynosureから発売されることになったAFFIRMです。1440NMのNd‐YAGのレーザーを使用してフラクセルよりもう少し大きな孔をあける機械です。でも一つ一つの孔の深さは浅いです。国外への販売はもう少し遅れるようです。

Fi659_3e こちらがPalomarのSTARLUXという新しい機械です。サファイアクリスタルを使用して1540NMのエルビウムグラスレーザーをフラクセルと違ってスタンプ状に光を打ち込むのです。ASLMSのボーディングメンバーでもあるブライアン=ゼリクソン医師が、この機械のプロトタイプとフラクセルを比較する演題を発表していました。発表によると効果や、痛みはフラクセルのほうが一理あるようです。でも、会場からたった6人の知見でそんなことが分かるのかと突っ込みの質問もありましたが。。。。

いずれにせよ、どちらも期待の新人です。

Fi659_4e 会場を歩いていたら、フォトフェイシャルの開発者であるシモン=エックハウスに出会いました。とてもまじめな人で、彼が初めてフォトフェイシャルの理論を発表したときには誰もがそんなことは出来ないと反対したそうです。しかし、結局彼の理論が勝ったのです。まさにキングオブフォトフェイシャルで、その成功によって、ものすごい資産家になったとか。せっかくなので、写真を一緒に撮りました。確か2年前のダラスのASLMSときにも一緒に写真を撮った覚えがあります。

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2006年4月 8日 (土)

ASLMS2006

Fi653_0e 今年も米国レーザー学会の季節がやってきました。レーザー学会としては世界最大の規模を誇る学会で、新しい機械のデビューや、適切な使用法などの検討が行われます。ボストンはまだ寒いです。

Fi653_1e レーザーの展示場は相変らず人でにぎわっています。今年も新しい機械がいくつか出たのですが、超音波と吸引を使って、脂肪組織を破壊するまさに本物の痩せの機械のコンセプトが発表されました。これはすごいかもしれません。まだ製品化はされていませんが。。。

Fi653_2e これが学会の発表会場です。今日はレーザーによる血管腫の発表や、プラズマの発表がありました。あと、偶然隣に座っているドクターから話しかけられて、その人が去年に僕がこの学会で発表した論文を読んでいるということが分かりました。”あの論文はお前だったのか!!”といわれて、ちょっと嬉しかったです。こういうのは努力して発表をしている医者の醍醐味ですね。

Fi653_3e メンバーの証の名札です。

アメリカ人は、学位という、クオリフィケイションをとても重んじるんですよね。僕は自分の名前の次に、MD(医師) PHD(医学博士) MBA(経営学修士)と3つの学位がついているので、結構この話題だけでいろいろな人に話しかけられます。アメリカではMDの資格を取るために、他の学位をとってからでないとならないので、最低8年かかるのです。日本でも6年ですから医師の資格は修士扱いですよね。

 アメリカ人はさらに2年でMBAを取るか、3-4年で医学関係のPHDを取るかで、経営を専門とするか、医学を専門にするか、どちらかに分かれるのです。
 今回、なんと、サウジアラビアにレーザーの講演に来てくれないかと頼まれました。名誉なことなので、スケジュールが合えば行くよと伝えましたが、またクリニックを留守にすると言ったら、うちのスタッフはどんな顔するだろう??? 言い出すのがおっかないな。(笑)

Fi653_4e ボストンの学会会場の外です。とても寒いけれど、ちっちゃくまとまった街ですね。

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SPAMEDICA

学会の昼休みに、シネロン社から紹介されて、ボストン郊外のメディカルスパの見学に行ってきました。ほんの一時間ばかりの滞在でしたが、ご紹介します。

Fi656_1e 中の面積は30坪ぐらいでしょうか?
とても綺麗な玄関です。

Fi656_2e 待合にはプラズマTVが置いてあり、院内で出来る施術が流れています。オーロラ、コメット、注入療法(ヒアルロン酸ボトックス)、スレッドリフトそしてフェイシャルマッサージが主な施術でした。ドクターは午後に少しだけ出勤するようです。

Fi656_3e 院内のマネージャーとエステシャンと写真を撮りました。皆にこやかで接客の教育が良く出来ているなと思いました。

脱毛のコメットの経験がかなりあるメディカルスパだと、シネロンから聞いていたのです。ところが実際に行って見て、ディスかションしましたが、正直、うちのビューティースタッフのほうがレベルははるかに上でしたね(笑)。うちのスタッフも皆、世界目指してがんばっています。


こういった海外の施設を見学することは、今後作る、もっと大きな施設の勉強のためにも大切だと思いました。

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2006年4月 7日 (金)

サーマクールのボディへの応用セッション

Fi657_0e 画期的なメスを使わないフェイスリフトとして3年前にデビューしたサーマクールですが、今年は3cmチップが発売されたことから、ボディーへの応用を適応されるようになりました。夜のセッションに参加できたので、報告します。

Fi657_1e サーメージの講演には、多くの有名な先生方が世界中から招待されていました。

Fi657_2e 最後の演者はおなじみのロバートワイスです。非常に活気のある会になりました。

Fi657_1e_2 FDA認可によると、サーマクールは唯一のメスを使わない組織をタイトニングさせる機械です。これをボディーで応用を始めたのが、今回のセッションの意図です。

痩せるための機械は、今までは運動し、食事制限し、リポサクション(脂肪吸引)するしかありませんでした。サーマクールはそのたるんでしまった皮膚を引き締めるために第三の選択枝として考えられないかということです。

Fi657_4e_2 60歳女性の症例写真です。結構効いている様に見えますが、皆さん、どうおもいますか??

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2006年3月 6日 (月)

全米皮膚科学会AAD

Fi513_0e_1

サンフランシスコで行われた全米皮膚科学会AAD に参加してきました。この学会は全米でもっとも大きな皮膚科学会で、毎年2月の終わりから3月の頭に開催されます。ニューオリンズ、ボストン、サンフランシスコと順番に会場が回されていたのですが、昨年はニューオリンズでした。ちょうど洪水の前だったので、開催が出来ましたが、次回の開催は難しいかもしれませんね。
 この学会には全米どころか世界中から皮膚科医とその関係者が集まるため、会期中はなんと25000人も街の人口が増えるそうです。

お約束のゴールデンゲートブリッジです。車内から撮りました。霧の多いサンフランシスコですが、晴天になりよかったです。

Fi513_2e 学会会場外観はこのような感じです。大きなコンベンションセンターを南北貸し切って行われました。AADのフラッグが街のいたるところにあります。

Fi513_3e レジストレーションが終わった後、会場の中で撮りました。この写真を撮ってもらっていると、通行人のおばさんに突然話しかけられました。あまりに多い人出で何の会かと思ったら、表示から皮膚科学会だと分かって驚いたようなのです。
“Are you all dermatologists??” “Yes, we are.”
すると“ So what should I do for my face?” とニコニコと顔を近づけて聞いてくるので、” Lasers!” と答えてあげました。彼女は親指を上げて、"I've got it!"(分かったわ!)と去ってゆきました。こういったアメリカ人の陽気なところ、好きだなあ。

Fi514_2e_1 会場の中です。中はこのようにごった返しています。
 

Fi514_1e 全米皮膚科学会は64回目。なんと1938年から開催されているのです。第二次世界大戦前ですね。 

 
CYNOSUREの米国本社社長の清水さんと写真を撮りました。CYNOSUREはこの学会でNd‐YAGを使用した、フラクセルに近いプロファイルを持つレーザー機器を発表しました。製品化が期待されます。一緒に写真に写っている、ダラスで開業しているこの医師は、昨年日本で講演をしたときに挨拶しました。ナイスガイでしょう。

会場も初日は閑散としていますが、二日目となると、このように込んできます。(写真をクリックしてもらえれば分かります)1つのお祭りですね。

Fi514_3e_2 一日の講演を聞き終え、外に出るともう薄暗くなっていました。ふと目の前を見ると、なんだかかっこいい建物があります。SFFDと書いてあるのですが、少し考えると、え?
San Francisco Fire Department (サンフランシスコ消防局)ですね。 なんてセンスがいい建物なんだ!!

Fi514_4e 学会会場を出た外の風景です。この道路を挟んで、南北にコンベンションセンターがあります。サンフランシスコに来たことのある方は分かると思いますが、この電線の下を路面バスが走ります。それにしてもカルフォルニアの空はいいですね。

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2006年2月12日 (日)

フィンランド EADV

Fi443_0e
フィンランドのサーリセルカで行われたヨーロッパ皮膚泌尿器科学会(EADV)に参加してきました。もともと極圏にあるこの街の人口は300人程度なのに、今回この学会のためにおそらく2000人近い皮膚科医が世界中からこの街に集まったのです。大変な賑わいとなりました。街にある3つの大きなホテルをすべて借り切った規模で行われましたが、そのホテル同士が遠くて、寒い中、防寒服を着込んでの移動にくたくたになってしまいました。

サーリセルカについたのは夜中でした。おそらくマイナス20度近かったのでは?? ホテルの会場の氷でEADVと彫刻がある前で写真を撮りました。ちなみに、この写真をとった後、いきなりデジタルカメラの液晶が割れてしまいました。写真は撮れるのですが、液晶で写真を確認できないのです。困ったなあ・・と感じるとともに、毎日いかに文明の利器に頼っているかを思い知らされました。

学会の行われたホテルの1つである、Hotel Riekonlinnaです。僕が泊まったビレッジから雪深い中、15分ぐらい歩いて到着します。学会が始まる8時前ですが、まだ日が出ていません。寒かったです。

Fi443_3e 今回のEADVは、ドイツ人の医師による、炭酸ガスレーザーによるフェイシャルのリサーフェシング(肌の入れ替え)の演題が面白かったです。炭酸ガスレーザーによる肌の入れ替えは、欧米人のように色が白い人には非常に有効です。アジア人は色素沈着してしまうので、CO2リサーフェシングは出来ませんでした。アジア人にも使用できる肌の入れ替え機器であるフラクセルは画期的ですね。こちらではまだ使用する医師はあまりいないようです。

 もうひとつ興味深かったのは、ボトックスによるフェイスリフト法です。技術を学んできましたので、ご興味のある方はクリニックまでご連絡下さい。アメリカ人は最先端の新医療機器の開発に興味を持ちますが、ヨーロッパ人は、自分の持つ道具を工夫して診療をする人が多く、そういった点では工夫上手です。

Fi444_0e 同じ皮膚科の学会でもEADVはアメリカのAADとはずいぶん違った雰囲気です。アメリカの学会はレーザー会社などが前面に広告を出していて、もっと商業的な雰囲気なのです。展示場の中です。このような展示がなされます。純粋に医師が症例を検討するという感じで、雰囲気はヨーロッパのほうが好きです。言葉のほうも英語が共通言語なのですが、お互い第二言語なので、表現が易しく、むしろ聞き取りやすいですね。

Fi444_1e 会場から出てみると温度計がありました。昼なのにマイナス13度です。

Fi444_2e 一日目はがんばってスーツで過ごしたのですが、ギブアップして二日目からはスキーウェアで参加しました。学会参加証がスキーウェアの上で浮いていますね。(笑)ホテルの前ですが、ノルディックのスキーに興じる観光客などがいて、スキー場では無いのですが、さながらゲレンデです。

Fi444_3e 樹氷というのでしょうか。写真では見えないのですが、ダイアモンドダストが輝いて、とても綺麗でした。 

フィンランドはヨーロッパでは珍しい、アジア系民族の国です。たしか、ハンガリーのマジャール人と並んで、アジア系のフィン人の国家であると高校の時の地理の先生に習いました。

 フィンランドといえばシベリウスの”フィンランディア“という交響詩が有名ですね。フィンランドは長い間スウェーデン内の自治領でした。そしてロシア軍の侵略によってロシア領となります。ロシア統治下でもしばらく自治は行われていたのですが、ニコライ1世、2世の時代になるとフィンランドの自治権は奪われました。そのためフィンランド内では愛国運動が起こり、その一環として歴史劇「いにしえからの情景」という劇が講演されるようになります。その中の交響詩として、フィンランディアという曲が作られたのです。

 フィンランドはトルコと並んで、実はかなりの日本贔屓の国です。日露戦争で東郷平八郎が日本海海戦でバルチック艦隊を撃破したことがきっかけとなり、ロシア革命に乗じて1917年に独立をはたしています。今回の滞在では確認できませんでしたが、トーゴービールというビールが存在するという話しを聞いたことがあります。交響詩フィンランディアは、やはりカラヤンが上手いですかね。彼は5回録音していて、64年と84年。初期と最後の演奏が良いと思います。

 日本でもその美しい旋律からコンサートに取り上げられることが多いです。ちょっと趣味の世界に走っちゃいました。

Fi444_4e ヘルシンキの上空です。拡大していただければわかると思いますが、照明が光る夜景がとても綺麗でした。

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2005年12月15日 (木)

ラスベガス アンチエイジング学会

ラスベガスで開催された、アメリカのアンチエイジング学会に出席してきました。American Association of Anti-Aging(通称A4M)は毎年12月にラスベガスで行われる抗加齢医学の学会で、加齢に関することは、サプリメントからレーザーまですべてを扱う学会です。

Fi159_0e 今年はホテルパリスで行われました。二分の一サイズのパリのエッフェル塔と凱旋門があるホテルです。

オーランドのディズニーワールドは家族のためのエンターテイメントですが、ラスベガスは大人のための街です。アメリカ人のエンターテイメント能力には、度肝を抜かれます。
Fi159_1e
会場を歩いていて、特に気になったのは、デトックス(重金属排出のため)のサプリメントです。ここ数年、体内にニッケルや水銀、カドミウムなどの重金属がたまると健康に悪いので、何らかの方法で排出をしようという考えが生まれてきたのは、興味のある方は良くご存知だと思います。私も湘南鎌倉の海育ちですので、海水魚を丸ごと食べる機会が多くありました。海水魚の体内には多くの重金属がたまります。毛髪検査をしたところ、水銀が上限を超えていました。ちょっと驚きましたが。

 Fi159_2e 重金属を体内から排出するためには、キレーションセラピーと言うものが有名です。キレーションセラピーは、生体内にEDTAという物質を点滴で入れて、重金属をカニの鋏のように切り取って排出する方法です。米国では賛否両論もありますが、知名度が高く、小児の自閉症や、心臓の動脈硬化に良いと言う論文が提出されています。私は医学博士論文を書いた研究室でよくこのEDTAを使いました。EDTAを使用すると、溶液中のカルシウムが完全になくなってしまうため、生体内のCaが全くない状態での仮想実験が容易に出来るのです。その切れ味のよさから、カルシウムが体内、特に骨から必要以上に失われる危険性を否定できず、どうしても導入に踏み切れませんでした。また、重金属の中で水銀に対する効果はEDTAに見られず、しかも必須ミネラルは排出されてしまうという弱点もこの物質にはあります。
 
 今回の米国アンチエイジング学会では、このHMDという商品が面白いと思いました。これはEDTAのように点滴で導入するのではなく、食材に数滴たらします。それを食事として摂取すると、体内で作用が発揮されるのです。開発者のDr.George J.Georgiouに直接確認しましたが、砒素、アルミニウム、鉛、カドミウム、水銀、そしてウランなどの重金属に対して排毒作用があるのに関わらず、必須ミネラルが体内から減少しないのです。彼らのグループは過去三年間に1億円以上の研究開発費を投入しており、商品に対し、非常に自信を持っていました。近日中にクリニックでも、この商品を仕入れることが出来るようにしたいと思っています。

Fi159_3e デトックス効果で知られるコクーン(個人岩盤浴器)が展示されていて、JMECのブースに立ち寄りました。今年日本の企業で展示しているのは、ここだけでした。
Fi159_4e ラスベガスからLAへ ネバダ州の砂漠が続いています。
ラスベガスの学会の帰りにロサンジェルスに立ち寄りました。当初は化粧品のドクターオバジのオフィスに表敬訪問する予定だったのですが、日程の都合で、A4MでJMECの西村専務に紹介を受けたDr. Matlockに急遽アポを取り、オフィスを見学に行くことにしました。彼はレーザーを使って、膣の縫縮術と、大陰唇の縮小術、そして、コラーゲンをGスポット皮下に注入して感度を上げるhttp://thegshot.com/
Fi160_0e といった女性のための三点セットを至極真面目に施術しているのです。あまりに沢山の女性自身の術前術後写真を得意げに見せられ、なんとも食傷気味になりました。。。。彼はMDとMBAホルダーで経済的にも成功しているとか。ちなみに教え子は世界17カ国に渡っていて、アジアでは特に韓国が多いそうです。お国柄ですかね。ちなみに日本でこの施術が出来る人はいないとか。弟子にならないかと誘われましたが、言葉を濁しておきました。文化の違いで日本にはなじまないような気がしましたが、ご希望の方はいらっしゃいますか??メールをいただければ施術を習いに行きます。彼曰く、満足度はかなり高いとか。
Dr. Matlockの病院の建物

Fi160_1e ロサンジェルスの街が見渡せる、丘の上に彼のクリニックのビルはあります。 

Fi160_2e ハリウッドの有名なビュー

Fi160_3e レンタカーの中からの写真。空の色がまさにカルフォルニアです。
Fi160_4e ハリウッドブルーバードにて

ハリソンフォードのスターの前で

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2005年11月24日 (木)

タイ王国レーザーピール検討会

 
Fi125_0e 11月24日 タイの学会で招待講演を受けてくれないかと依頼を受けました。私の専門の1つである、レーザーピーリングの講演をタイのDrを対象に行ってくれと言う依頼でした。二つ返事で承諾し、講演の準備を始めました。

タイには1999年に行ったことがあります。完全に観光旅行だったので、ジャングルに行って象に乗ったり、ガイドを一人雇って(地方ではまったく英語が通じないのです)戦場にかける橋のモデルになったカンチャナブリにいったり、トムヤンクン、トムヤンガイ(鶏が入ったスープ)といったおいしい料理の名前を覚えています。タイ人は世界大戦中に日本と並んでアジアで独立を保った国のひとつでもあり、トルコと並んで親日感情が強いアジアの国だったと思い出しまた。そういえば、トルコ人はなぜ日本のことが好きなのか知っていますか?1904年に日本がアジアの国として初めて欧米の列強であるロシアを破ったからなのです。歴史はこんなところでも動いているのですね。2000年でしたか、トルコで大きな地震があったのですが、そのときに日本が相当額の経済的支援をしました。以前にトルコを旅行したときに、とても親日感情を感じました。ちなみにトルコに行くと、日本人女性は、カッコいいトルコ人の男達に信じられないぐらいモテます。ぜひお試しあれ。一寸わき道にそれましたね。

Fi125_1e ホテルからの風景
会場のマリオットホテル
今回、タイに行き、まず驚いたことは、6年前とまったく様変わりした街並みでした。二日間タイにいたのですが、景色を思い出したのは古いお寺に行ったときだけ。高層ビルが濫立し、現地語で天上電車なるモノレールみたいな交通設備や地下鉄などができ、当然ホテルではインターネットが使えました。そういったインフラの整備が充実した事にもまして感心したのが、バンコックに住むかなりの人間が英語をしゃべれると言うことでした。日本もがんばらないと国際人として、アジアの国々に抜かれると、肝を冷やしました。

Fi125_2e 講演会はタイ王国でのレーザーディストリビューターであるASTRACO社主催でマリオットホテルで行われました。

私は一時間ぐらいプレゼンテーションを使ってヤグレーザーや、レーザーピーリングの歴史や、毛穴縮小や肝斑、にきびの治療などを講演し、その後のデモンストレーションを頼まれました。講演は好評で、タイ人訛りの英語の中で話しましたが、みな喜んで帰ってくれました。

Fi125_4e 懇親会に参加したドクター達
夜は会食、翌日はクリニックの表敬訪問に行きました。招待講演の様に、人のお金で海外に行くと、すべてのスケジュールがFIXされてしまうので、大変です。やっぱり気ままな一人旅が好きですね。

Fi133_1e 
Fi133_0e ワットアレン 三島由紀夫の小説・豊饒の海第3巻「暁の寺」のモチーフにもなった壮大な寺院です。僕は高校生のときに三島にはまり、ほとんどすべての作品を読み漁りましたが、中でも豊饒の海全四巻は三島の最後の大作といる、本当にすばらしい小説でした。華族の青年・清顕が若くして死ぬのですが、その後彼が四度、輪廻転生(Reincarnation)する話です。第三巻はタイの王妃に転生する話でした。第四巻は三島が割腹自殺してしまったため、未完のままです。読んでいない人はお勧めします。

Fi133_2e_2 機内からの雲海

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2005年10月20日 (木)

ナポリ プロモイタリア本社にて

フランスの学会EMAAで出会ったプロモイタリアという医薬品会社より招待を受けて、ナFi219_3e_1 ポリの本社で、メソセラピーのトレーニングを受けることになりました。
ナポリに二日間、ローマに一日滞在し、二人のドクターの指導を受けることになったのです。イタリアの特にナポリは全く英語の通じない地域です。道を聞くにも、イタリア語が全く分からず、困りました。プロモイタリアのスタッフのうち数人は英語がしゃべれたので、助かりました。
Fi219_0e_2 プロモイタリアのスタッフたちと

Fi219_1e_1

ドクターバニーニは、気さくなイタリア人です。ナポリ近郊でメソセラピーとカルボキシセラピーをもう20年近くやっています。バニーニはイタリア語しかしゃべれないので、英語の通訳がつきました。でも彼女の英語もイタリア語なまりなんですよね。ブリティッシュの英語を聞いてきたばかりなので、最初は戸惑いました。バニーニは患者をしっかりと診察して、いろいろと説明してくれます。朝から夜遅くまで、患者を診ながらハードなトレーニングが続きました。

Fi219_2e_1 トレーニングを行った場所で、バニーニと患者さん、そして通訳さんと。
僕の撮った写真は女性のお腹やお顔に注射をしている写真ばかりなので、割愛しますが、この二日間に合計12人ぐらいの患者さんを集めてくれました。
2005年11月14日にホテルニューオータニ紀尾井町倶楽部でメソセラピー学会のサテライトが行われましたが、バニーニはこのときに日本に招待講演に来て、クリニックを訪問してくれました。

 
Fi219_3e_1_2 トレーニング最終日はローマです。ナポリを朝早くに出発して、300km離れているローマに車で移動します。雨だったのですが、途中バチカンに立ち寄りました。サンピエトロ寺院の前で、写真だけ撮りました。この寺院にも12年前に訪れたことがあります。

Fi219_4e_1 Dr.Forenzaのオフィスはビルの中にあります。もう20年以上もアンチエイジング医療を続けています。若いときにアメリカ留学をしていたときがあったそうで、流暢な英語をしゃべります。


Fi220_1e 顔の中にVITAJALという総合ビタミンとすべてのアミノ酸が含まれたエキスを注射しています。
アミノ酸は皮下にあるコラーゲンの原料になりますので、まさに若返りのエキスです。化粧品業界は、より浸透効率の良い商材を開発する努力をしていますが、やっぱり注射して肌の中に入れてしまうのが手っ取り早いでしょうね。

 
Fi220_2e Dr.Forenzaのオフィスでおいしいマティーニをご馳走になりました。二人とも、ちょっと顔が赤いですね。

Fi220_3e テーブルを見ていたら、Dr.Forenza の2005年のEMAAの参加証が出てきました。ということは、たった2週間前に僕も彼女もお互いパリにいたのですね。(笑)

Fi220_4e 5日間滞在したナポリのホテルともお別れです。

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2005年10月16日 (日)

カプリ島観光

ロンドン・ヒースロー空港からナポリ空港に移動しました。
目的はメソセラピーのトレーニングで、プロモイタリアの用意してくれたホテルに移動したのです。
ナポリと聞いて、観光が出来るかと出発前から楽しみにしていたのですが、着けばなんとナポリとは名ばかりのど田舎。周りにレストランはないし、食料品店もない。高級ホテルのレストランで、一人食事する気にもなんとなくなれず、ポテトチップスをお酒とともに部屋でぼりぼりやりました。
しかし、ホテルから見える景色は絶景です。ああ、この感動を共感できる誰かと来ればよかった。

Fi217_0e Fi217_1e 翌日は日曜日なのでプロモイタリアは休みだそうです。
担当のアンナに電話すると、「明日はどこかに観光に行ってくれ」とのこと。
なんていい加減な国だ。でもイタリア人の良い意味でのいい加減さは、日本人が学ばなければならないところなのかもしれません。どこか観光でお勧めはあるかと聞いても、ナポリはどこでも美しいという答えしか返って来ません。
12年前にナポリとポンペイを訪れたときに、出会ったイタリア人誰もが口を揃えてすばらしいところだと言っていた、カプリ島の青の洞窟を見に行こうと思いつきました。ローマ皇帝アウグストゥスがその美しさに魅了され、トムクルーズもついに別荘を購入したというカプリ島。カプリに行ったというと、イタリア人誰もが“Ah! Capri!”と羨ましそうな顔をします。
Fi217_2e サンタルチア港から卵城を望む

かつて漁村として栄えたこの土地は、今では高級ホテルが立ち並ぶ一大リゾートとなっています。港に突き出たように建つのはノルマン王による12世紀の卵城。その裏にヴェスーヴィオ火山がうっすらと見えます。
そしてその手前には西暦79年の噴火で、火山灰に埋没してしまったミステリーの街、ポンペイがあります。サンタルチアの海岸線からのすばらしい景色です。

ところで、皆さんはフニクリフニクラの歌を覚えていますか?? ヴェスーヴィオ火山は、この歌のテーマなのです。

赤い火を吹くあの山へ 登ろう登ろう
そこは地獄の釜の中 のぞこうのぞこう
登山電車が出来たので 誰でも登れる
流れる煙は招くよ みんなをみんなを
行こう行こう火の山へ 行こう行こう火の山へ
フニクリフニクラ フニクリフニクラ
誰ものる フニクリフニクラ
行こう行こう火の山へ 行こう行こう火の山へ
フニクリフニクラ フニクリフニクラ
誰ものる フニクリフニクラ

この歌の歌詞を読んで、何か気付きませんでしたか?? 
もしかしたら、この歌、世界で最も古いPR・コマーシャルソングなのではないでしょうか?? 世界の誰もがこの歌を知っていますよね。子供の頃からなんとなく聞いていたのですが、とても行きたくなりました。次の機会に訪れたいと思います。
ちなみに“フニクラーレ”はイタリア語でケーブルカーのことです。

Fi217_3e こんな船でカプリ島に渡ります。

Fi217_4e_1 カプリ島から小さな船に乗って30分ばかり移動して、さらに小さな手漕ぎボートに乗せられます。小さな穴の中をボートで進んだ先に広がったのが、青の洞窟です。
もう信じられない景色です。海の中に入った太陽光線のうち、青のスペクトラのみが反射するのです。この洞窟は天気が悪かったり、満潮や、波が高い時は、閉鎖されています。この洞窟に入るために数日カプリに通う人もいるとか。今日は晴天で、午前中にあっさりとこの洞窟に入ることが出来て、日ごろの行いの良さ??に感謝しました。

しかし、この洞窟を最初に発見した人物はどんなに感動したことでしょう。
Fi218_0e ソラーロ山からの絶景です。

Fi218_1e カプリから見る景色

この先には誰かの別荘があるのでしょう。

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2005年9月28日 (水)

パリEMAA

  パリEMAA (European Masters in Aesthetic & Anti-Aging Medicine)に参加してきました。レーザー光治療が主なアメリカとは違って、ヨーロッパ人はマイルドな治療を好みます。レーザー、メソセラピー、ケミカルピーリング、フィラー(ヒアルロン酸やヒューマンコラーゲンの注入療法)が大きな枠組みで、医師を中心にディスカッションが行われます。今回はメソセラピーのサーティフィケイトを取得するためにパリに行きました。会場は凱旋門の近く、サンゼリゼ通りのコンコルドラファイエットでした。

実はこの学会の直前に日本でひどい風邪をもらってしまい、39度の熱が出たままパリに行かざるをえませんでした。発熱でひどい顔をしています。

 
Fi286_1e 下熱剤を使って、メソセラピーハンズオンコースに出席しました。ボルドー大学の主任教授であるProf. Philippe PETITと

英語の通訳の講義を受けて、ハンズオンで実践をして取得したメソレラピーのアドバンストコースのサーティフィケイトです。

Meso_2

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2005年8月26日 (金)

オーストラリア パースのRecell 社訪問

シンガポールの学会の後に、以前から訪問したかったオーストラリアのパースにある、リセルという特殊な技術を扱っている会社を訪問しました。シンガポール経由で行くと、パースはとても近いのです。パースは自然が美しい町です。

Fi126_0e_2 オーストラリアのこの会社がなぜ、世界中から注目を浴びてきているかと言うと、火傷の治療に対して、肌を再生する特殊な技術を開発したからなのです。火傷には三段階のグレードがあります。火傷を負ったときに、肌の表面のみの火傷であれば、跡も治りますが、真皮というところまで達してしまった火傷は、通常の状態では治りません。皮膚が再生成するためには、肌表面の表皮の基底層というところにあるケラチノサイトと言う細胞が必要なのです。通常の火傷をすると、ひどく痛みますよね??でも、真皮というところまで達してしまった火傷は、驚くことにヒリヒリしないのです。痛みを感じる神経終末もともに障害されてしまうと言うことなのです。

Fi126_1e_1 オーストラリアで、国民栄誉賞を取ったフィオナウッズという50代の女医さんがいます。彼女は火傷治療を専門とする、高名な形成外科医であるとともに、4人の子持ちでもあります。趣味はトライアスロン。どんなに忙しい日々でも、必ずマラソンは欠かさないといいます。彼女とはほんの2ヶ月前に、熱傷学会で日本で会ったばかりです。そういえば、横浜パシフィコでも、どこか走るところは無いかと言っていたっけ。何人かのパースの人に、オーストラリアでのフィオナウッズの知名度はニコールキッドマンと同じぐらいだと紹介されました。

ところでこのフィオナを中心としたグループは、肌のわずか一センチ四方の肌を採取し、20分間培養してその採取片を砕き、注射器からスプレーするだけで、その約80倍の面積を再生できるという技術を開発したのです。わずか一時間あまりで処置が終わります。日本で実際にそのキットで採取切片を試してみましたが、非常に面白いことにきづきました。この治療を特殊なレーザーと合わせれば、今までほぼ不可能だと思われていた、リストカットの痕や、ひどいアクネ痕、また火傷の跡を治療できる可能性があると思ったのです。
特殊なレーザーとはエルビウムヤグレーザーというものです。この波長は肌の下の水にしか反応しませんので、肌をメスよりも薄く削ることができます。しかも同じ水に反応する炭酸ガス(CO2)レーザーと違い、焼いた跡が凝固されません。つまり、創面がフレッシュなまま保たれるのです。レーザー照射後、リセルを用いてケラチノサイトを移植してやり、ハイドロコロイドなどの加湿補填療法で1週間程度肌を守ってやれば、肌がきれいに再生するというわけです。すべての部位に可能とは限りませんが、(手の甲や腕のようによく動くところは傷が固定できないので難しいです)今までまったく対応のできなかった分野だけに、患者さんにとっては福音だと思います。

Fi126_2e 担当のデビットコッカス(写真中央)は、オーストラリア訛Fi126_3e_1 りの気さくな男で、今回会うのが三回目です。オーストラリア訛りの英語が日本人にとって、とても聞きにくいのです。ペイカントペイカントというので何かと思ったらペイシェント(患者)だったり、トゥデイのことがトゥダイだったり、でも四日もいるとすっかりなじんでしまい、仲良くおしゃべりができるようになりました。

ところで、今回、日本から医師が訪問したというのを聞いて、会社の会報に載せたいというので写真を撮らせてくれと言われました。たいした時間もかからないと思っていたので、いいよ。と快く応じると、やってきたのは一個中隊ぐらいの撮影チームでした。
Fi130_1e これがまた、手術着から白衣から、ジャケットから様々な格好をさせられ、おまけに何か物思いにふけっているかのような顔をしろとか、患者のカルテを探しているような顔をしろとか、演技指導まで入って延々4時間あまりも撮影につき合わされました。せっかくなのでいくつかもらった写真を紹介します。(笑)

Fi130_2e 機内からの美しい写真

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2005年8月21日 (日)

シンガポールのアジアパシフィックレーザー学会

9月に初めて、シンガポールの国に降りました。シンガポールの国際学会に招待講演で呼ばれたのです。今回の講演依頼はQスイッチヤグレーザーの応用についてです。シンガポールの第一印象は、なんて美しく統制された国なんだ。ということです。シングリッシュといわれている独特の発音の英語を話しますが、英語が公用語のこの国は、移民者も多く、国際色豊かです。空港で降りたとたんに、いきなり「ドクターフジモトか?」と聞かれて驚きました。何で顔を知っているの?と聞くと、何かの雑誌でお前を見たことがあるというのです。シンガポールが一気に好きになりました。
今回の講演は、スイスでレーザーの専門クリニックをやっているDr. Maurice Adattoと、オムニオラックス社でLED療法の研究開発をしている、Drグレン・コールダーヘッドでした。グレンは実は鬼怒川というところに20年も住んでいる親日家で、長いこと、医学関係の翻訳を専門にやっている男です。でも日本語は片言です(笑)。講演直前のDrとの会食では、これは飯も食わずにビールばかり飲んで俺のATP(http://ja.wikipedia.org/wiki/ATP)だといって、赤鬼みたいになっています。とても陽気で、楽しいおっさんでした。

Fi123_1e シンガポールのホテルで、一緒に招待講演をしたDR達と。
口ひげを生やした見た目は、太ったサンタクロースみたいなので、「お前はサンタの親戚か?」と冗談を言ったら、まじめな顔をして、「西洋の男は、成長にしたがって、サンタとの関係が4段階変わるんだ。
At first, you believe in Santa Claus. はじめはサンタの存在を信じる時期
At the Second stage, you do not believe in Santa Claus.次はサンタの存在を信じない時期
At the third stage, YOU ARE Santa Claus. 三番目は実際に自分がサンタになる時期
At the fourth stage, You looks like Santa Claus. 四番目は自分がサンタに似る時期
Recently, I am at fourth stage, Ga HA HA!!! 俺は最近四番目になったんだ。わはは!!
と、即座に切り返されました。面白いので、メモらなきゃ。

Fi123_2e シンガポールの公用語は英語だけあって、質問は厳しいです。詳細を英語で話さなければならない局面では通訳がほしいとつとに思いました。講演が終わって、ホッとしていると、あれよあれよという間にシンガポールの有名な女性誌からインタビューを頼まれました。観光を予定していた明日に、インタビューの予定がどんどん入ってきます。Alas (ああなんてこった!!) 中学生のときに英語の教科書に出ていた言葉が頭の中で反響しました。でも、結局シンガポールで売れている女性雑誌の上から4つの雑誌に、すべて僕の記事が載ることになりました。今までにない経験だったので楽しかったですけれど。12月に発売されるそうなので、おくってくれると約束してくれました。

今回招待してくれたSKIN,M.D.の社長のAntonius Soelistyoは、インドネシア出身の華僑の御曹司で、親はホテルを何軒も経営し、彼自身も7社の会社で3000人近い従業員を抱えています。まだ年は38歳ですが、写真のとおり、アジア系の俳優に似た、なかなかのいい男です。

Fi123_3e 奥さんのことをとても大切にしていて、Drの会食に、毎回奥さんを連れてきます。年の内100日以上を海外の学会などで過ごすそうです。実際に、彼と知り合ってから、また数ヶ月ですが、すでに4カ国の国際学会で偶然にも再会し(僕が呼ばれるような学会にはすべて行っていると言うことなのでしょう)、そのたびに飯を食ってきたので、とても仲良しになりました。そうそう、クリニックにも11月に訪問してくれました。

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2005年6月21日 (火)

ポーランドのヤグレーザー学会 招待講演

今まで何度か海外の招待講演をしてきましたが、初めてヨーロッパの依頼が来ました。しかもいったことのない国、ポーランドです。学会会場はクラカウ(クラクフ)という世界で一番美しい街といわれているところ。ポーランドではワルシャワについで二番目に大きな町です。ワルシャワは大戦中にソ連により壊滅的な打撃を受け、一旦街が崩壊しました。クラカウはほとんど打撃を受けずに、中世の町並みをそのまま残したところです。1386年から1572年まで続いたヤギェウォ王朝の首都で、この都市が栄えたのは、ポーランド王国の全盛期と重なります。


Fi128_0e 歴代ポーランド王の居城であったヴァヴェル城の入り口
ミラノ空港経由でアリタリア航空で17時間近くかけてクラカウに着きましたが、空港でまさに東欧という面持ちの、ポーランド訛りのある英語をしゃべる美しい女性が出迎えてくれました。ポーランドはほとんど英語が通じないと聞いていたので、一安心。小さな都市だけあって、車で街までは20分ぐらい。噂どおりの美しい町並みが続いています。
Fi129_1e 夜の懇親会。ポーランド中の医師たちと。

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2005年5月29日 (日)

台湾皮膚科医学会

2005年5月29日に台湾の台中で行われた台湾皮膚科医学会で招待講演を行いました。2004年に台北の台日韓抗老化学会に呼ばれたので、これが二度目の台湾になります。台中は台北から高速道路で三時間もかかるところでした。台湾は山が多く、日本を走っているかのように錯覚しました。今回の皮膚科学会は、台湾で年に二回行われているものだそうです。台湾中の皮膚科医師が集まります。

演者の紹介のポスター

Fi154_0e 演者 医師 医学博士 藤本 幸弘と英語で書いてあります。

Fi154_1e 招待講演会場は台中の大学の講義室でした。このとき、唐沢寿明主演の白い巨塔がちょうど台湾でも放映されていたときで、大ブームだったようです。お前は財前先生に似ているなと、何人もの人に言われました。僕は医学生のときに始めて白い巨塔を読み、これから入る世界を垣間見た気がして、とても興味深く思いました。結局10年間以上も象牙の塔にいましたが、実際はどうだったって??

 実はちょうどこの時期、柴門ふみさんが大学病院を舞台にした新しい漫画を書きたいとおっしゃっていたので、何度も取材を受けました。柴門さんは、ある雑誌の体験取材でクリニックにいらしていただいてからのお付き合いです。話題が豊富で頭の切れる、とてもすばらしい女性です。大学病院の外科医で、看護婦さんと結婚した人を取材したいと言われたら、そんな友人を連れて行き、お金にきたない教授について取材したいと言われたら、そういったことを経験した友人をご紹介するといったことをしていました。連載中、漫画を送っていただいていたので、毎週楽しみに読んでいました。小早川伸木の恋が、一月から唐沢主演でドラマ化されるそうで、とても楽しみです。


5月といっても会場は空調が悪くて、暑く熱気もあり、スーツを着ていたため、30分の講演中に汗だくになりました。

2004年9月の台湾の皮膚科学会で一緒に招待講演を受けた、Serine女医のクリニックを表敬訪問しました。http://www.myskin.com.tw/ 台湾ではテレビによく登場する美人女医です。


Fi154_3e_2 台湾で最も売れている女医さんのクリニックです。このときも財前ネタで盛り上がりました。それにしても白い巨塔を書いた山崎豊子はすばらしいストーリーテラーですよね。仮想日本航空の話題を書いた、沈まぬ太陽。大河ドラマにもなった、二つの祖国。どれも名著です。でも、僕のお勧めなのは、不毛地帯でしょうか。
不毛地帯は、大本営参謀から近畿商事に入社した、日本有数のエリートである主人公・壱岐正の生き様をつづった本です。シベリア抑留時代の記述が凄まじく、終戦後すぐに平和になったような錯覚をしていた私に、知っておかなければならない日本の歴史を教えてくれました。海軍将校だった私の祖父は、戦中になくなりましたが、むしろ幸せだったのかもしれません。本の後半では企業参謀としての壱岐の言動に影響を受けました。山崎豊子の本は、どれも緻密な構成に基づいて、しかも主人公の複雑な感情を類稀なる表現力で表わしているところが好きです

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2005年3月31日 (木)

米国レーザー学会(ASLMS)

三月にオーランドで行われた米国レーザー学会(ASLMS)で発表をして来ました。ASLMSはAmerican Society of Laser Medicine and Surgery という学会です。レーザーの概念を初めて世に提示したのはアインシュタインだといわれていますが、実際に物理学者のメイマンによってレーザーの機械が作られたのは1960年の話です。1960年という年は、59年にキューバ危機が起こり、61年にケネディが大統領になるという、まさに冷戦の真っ只中でした。レーザーも兵器として軍事目的に開発されたのです。
 軍事目的に開発されたこのレーザーを、人の肌に応用しようと考えたのがロックス・アンダーソン医師でした。1983年にサイエンスという雑誌に、当時まだ20代の後半だったロックスの“セレクティブフォトサーモライシス”という優れた論文が掲載されます。その功績を認められ彼は30代前半でハーバード大学の教授に就任し、以後約30年にわたって世界の皮膚レーザー学会をリードしているのです。彼が作った学会がASLMSであり、毎年3月から4月にかけて開催されるその学会には医師だけではなく、物理学者や関連企業・業者などレーザーに関わる人間が世界中から集まり、最新情報が一手に集まります。写真は左からIBC(米国レーザー輸出業者)のTad長田社長、JMEC(日本最大のレーザーのディストリビューター)の森下社長、広島の慶友クリニック高山先生です。

Fi265_1e コロラドスプリングスホテルはディズニーワールドの中にあります。きっとフロリダのこの地域は沼地だったのでしょうが、地形を生かしてすばらしい保養所にしています。

Fi265_2e 人口の砂浜がありきれいなのですが、池の中にはワニがいて、残念ながら泳げません。

左はマックス社社長のヘイリャン氏。エ ール大学の機械工学科を卒業し、MBAも持つ英Fi265_3e 才です。いわばメカが分かる社長ですね。韓国系米国人で、非常に尊敬できる友人です。右が私の講演を聴いて、興味を持って質問してきたフランス人のDrです。名前は失念してしまいました。

Fi265_4e 彼はサーマクールを目の上に照射し、瞼の引き締めを計るという治験を行い、今回の学会で発表したカルフォルニア州の医師です。ちょうど私と同じレーザー(Spectra VRMマックスピールの機械)を持っていたので、その話題で盛り上がりました。
さまざまなレーザーが展示されます。この中を歩いていると、数年先に出るレーザーの話題が手に入ります。レーザー機器は非常に高価なので、購入する機械の選択は相当慎重に行います。会場内を歩いているとどう考えても怪しいものもありますが、10のブースのうち1つは人だかりがあります。そこでじっと話を聞いて、自分の医学知識に照らし合わせて考えて、“これは”というものを購入するのです。今年はフラクセルの話題が一人勝ちでした。

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2004年10月11日 (月)

フィラデルフィア 米国形成外科学会

Bth263_1b 2004年10月に米国形成外科学会に出席してきました。INAMEDが年に一度主催するACADEMYでヒアルロン酸とヒューマンコラーゲンを中心としたFILLER(皮膚への注入物)の使用法について講義があったのです。講師はフロリダ大学皮膚科学の美人医師 レスリー・バーマンで、ヒアルロン酸を使用してあごをつくるとか、鼻筋を通すとか、唇を厚くしてセクシーにする方法などが講習の主な内容でした。今回私はヒューマンコラーゲンを使用して、目の下のたるみを取る施術を習いました。今後強力な武器になりそうです。二人で写真を撮ったのですが、残念ながら僕が目をつぶっていたので掲載は次回にしたいと思います。 

日本ではヒアルロン酸というと,スウェーデンのQmedの製品であるレスチレンやパーレインが有名ですが、アメリカではINAMEDのハイラフォームが主流です。でも、実は近年QmedはINAMEDにM&Aされて買収されてしまったので、今後は日本でもどうなるか分かりません。

INAMEDの展示ブースで

Bth263_2b 米国形成外科学会の展示場
フィラデルフィアはあのメイフラワー号が辿り着いた土地です。アメリカ建国の地として知られており、ニューヨークから車で2時間ほどいったところにあります。ペンシルバニアという州にあって、全米5位のビジネス街でもあります。アメリカの中では歴史に深く、落ち着いた街並みと、古い建物が目立ちます。奥の建物は独立記念館。1776年に独立宣言が採択された場所です。フィラデルフィアと言えば、フィラデルフィア管弦楽団を思い出します。オーマンディ指揮のバルトーク作曲管弦楽のための協奏曲や、ムーティ指揮のレスピーギ交響詩「ローマ3部作」なんて名盤でした。

学会の昼休みに地元のバーで 地ビールを片手に
Bth263_4b アメリカは意外と地ビールを作っている工場が多いのです。このビールは名前を忘れましたがうまかった。

Bth264_0b フィラデルフィア美術館http://www.philamuseum.org/main.aspからのビューです。
遠くに見える街並がフィラデルフィアです。この写真は昨年以降、僕のラップトップPCの背景になっています。綺麗でしょう?

Bth264_2b 皆さん見覚えはありませんか? そう、この美術館は映画「ロッキー」の舞台として登場しているのです。ロッキーがジョギングをしながら、階段を上っていき,最後に両手を上げるシーンを思い出してください。そう、あのシーンこそ、フィラデルフィア美術館なのです。

Bth264_3b 足元にはロッキーの足型がありました。数年前までここにシルベスタ=スタローンの銅像が建っていたそうですが、評判が悪くて撤去されてしまったようです。

米国形成外科学会会場にて
アメリカはなんでも大きくやりますね。

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2004年9月25日 (土)

台日韓抗老化学会

台湾で行われた台日韓抗老化学会に参加してきました。台湾は初めての滞在です。台湾から一人、日本から一人、韓国から一人の医師が招かれて台北のホテルで講演をしたのです。

Fi290_0e 講演は地元のテレビ局が何局も入り、物々しい音楽から幕開け、台湾パワーに終始圧倒されていました。私はレーザーの総論とレーザーピーリングの話を担当しました。

講演のあとは、レーザーピーリングのデモンストレーションを行いました。マスクとゴーグルをつけてしまうとまるで月光仮面みたいですね。

Fi290_1e テレビカメラが何台も並ぶ中、台湾なまりの英語で矢継ぎ早に質問が来ます。聞き取りにくくて困りました。

私の右隣が今回の学会主催者 Paul氏です。

Fi290_4e 「鼎泰豊(ディンタイフォン)」の台湾本店で マックス社ヘイリャン社長とHong医師とともに
30年以上の歴史を持つこのお店は、米紙ニューヨーク・タイムズに「世界10大レストラン」の1つとして掲載された世界的に有名な点心料理専門店です。 Fi291_1e

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2004年4月 1日 (木)

ダラス米国レーザー学会ALSMS

ダラスの米国レーザー学会で発表をしてきました。マックスピールという、毛穴の治療を行うQスイッチ+ノーマルパルスヤグレーザーを使用したレーザーピーリングの発表を頼まれたのです。マックスエンジニアリング社の交通費およびホテル滞在費のスポンサードが付きました。

学会会場はこんなところです。ダラスのヒルトンでした。 Bth289_2b

会場内で、フォトフェイシャルを開発した物理学者であるシモン・エックハウスに会いました。この米国レーザー学会では、MD(医師)以外の学者が多く集まるので学ぶことが多いのです。

Bth289_1b 夜にはサーマクールを販売しているサーメージ社協賛の招待講演が行われました。

Bth289_0b 壇上にいるのはサーマクールの開発に関わったロバート・ワイス医師ですが、2005年8月の第6回トータルアンチエイジングセミナーの打ち合わせで、日本でも再会しました。

Bth288_4b この学会に招待してくれたヘイリャン社長と。二人ともお酒が入っていて、満面の笑みですね。

Bth288_3b_2 ホテルはダラスのウェスティンに泊まりました。綺麗なホテルでした。

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